登山の帰りは、せっかくだから百名城巡りをする。今回は、新潟県、続・百名城の高田城と、鮫ケ尾城を訪問だ。高田城は、えちごトキメキ鉄道の高田駅から、徒歩15分。雁木と呼ばれる雪除けの通りを進み、高田城址公園へ。公園はとにかく広い。
内堀にある、三重櫓が目印だ。本丸はもう何もない。このお城、天下普請(徳川家が大名に命じて作らせた)でわずか4か月で作ったそうだ。そのために、とにかく広い。石垣はなく土塁、天守もなく、あるのは櫓のみ。天下に威光を示すのではなくしますのではなく、行政庁中心という位置づけだ。
築城は、松平忠輝、徳川家康の六男だ。ただ、忠輝は、5年で60万石から10万石へと改易、関ヶ原の遅参が咎められたそうだ。60万石と言えば大大名、このくらいの城は大大名じゃないと作れない。でもたった5年でおしまいか。その後は高田城主は10~25万石で明治まで推移している。小さな大名じゃ、お城の維持も大変だったろう。
三重櫓は、再建だ。に登って街中を見る。高は城は、たぶん市民の自慢なんだろうな。敷地が広く、駅から歩いてきたので、危うく列車に乗り遅れるところだった。
次は、新幹線の駅、上越妙高駅からタクシーで、鮫ケ尾城へ。のお城は、時代を遡り、上杉謙信の跡目争い、お館の乱で、上杉景虎が自刃した城だ。ところが、このお城、総合案内所は、コロナで休館中だ。代わりに近所の温泉で、スタンプをいただく。
そこで頂いた資料で分かったんだが、鮫ケ尾城は、山城。一通りの見学は、山の中を2時間かかる。いやあ、それはねえ・・ということで、スタンプを頂いておしまい。