ゆっくり百名山、71座目を目指す。糸魚川から南小谷へ、そこからバスで雨飾荘の登山基地で前泊。朝6時過ぎにキャンプ場登山口を出発。の予定だったが、折り畳みストックが伸びない。前回使ったものをそのまま閉まったため、砂がかんでしまった。10分ほど登山口で格闘し、無事準備完了、やっぱ、道具は手入れしないとね。
登山口に地図がある。チェックポイントは、ブナ平、荒菅沢で約2時間弱、それから笹平まで1時間半、さらに山頂まで30分、登り4時間弱の行程だ。私のスマホは残念ながら使えない。(あとでドコモで見てもらったら故障していた)YMAPはGPS機能のみ働く、推定標高差1千mの登り。
最初20分ほどは、平坦な木道を歩く、水で濡れてる場所もある。高山植物もまだチラホラ咲いてる。
そして、木道が終わり、いよいよ登り、ぐんぐん高度を上げる。ブナ林だ。雨飾山は、道標が3/11というスタイルだ。この道標は、目印もそうだが、自分の体力との相談で、使える。
ブナ平に到着、小さな広場だ。ブナの林の中、ここで小休止。後ろから登山者が登ってくる。どうぞどうぞと先に行くことを勧める。
さらに、進むと、荒菅沢が見えてくる。ここで雨飾山の岩肌が見えてきた。道標は倒れたままだ。
荒菅沢は8月まで雪渓が残っているそうだ。ただ今回は消滅。渡渉をして、ここでも小休止。誰もいない。
荒菅沢を過ぎると、いよいよ急登。はしごを登り、ロープを補助に登る。きつい。
高度が上がってくると、展望が開けてきた。天候は快晴、今日は展望ききそうだ。雨飾山の岩は、布団菱という名の岩があるが、その大きな岩が見えてきた。
笹平の手前、二つのはしごが連続する。ここは左が切れており、高度感いっぱいだ。
さらに、壁のような岩の登り。帰路でここを降り、一休みしていると、登りの登山者がやってきた。その時の会話。(登りの登山者)あれ~、道がなくなってるんですが~、(私)この岩登るんですよ、岩の隙間があるでしょ。(登りの登山者)ええ~。
そしてまもなく、笹平に到着。明日に続く。