私は名刺を100枚単位で印刷している。両面で写真が2枚、カラーということでかなり高い。そして資格を取ったりするとすぐ内容が変わるため、100枚ごと、大体1年に1回程度の印刷である。ほかに研究会の名刺など3種類ほど名刺を持ってはいるが使う頻度は、このカラーが最も多い。
名刺は以前は地元でも3件ほど作ってくれる店があったが、廃業などしてもう地元駅そばにはなくなった。隣駅の新三郷ららぽーとでも作っていたが、このお店も廃業してしまった。最近ではもっと遠い越谷レイクタウンの店を使っている。ネットで注文する方法もある。2、3年前使ってみたが、私のは仕様が複雑で、注文データの入力でつまずいて、もうやめてしまっている。面倒だから外注だ。
さて、その越谷へ名刺を作成に行った。お店のおばさんは昨年からもう変わっている。USBを持って行ったが、要領を得ない。名刺の修正箇所数を教えてくれ、データはメールで本社に送ってれ、という。へんなことを言うもんだと思って、やり取りをする。らちがあかない。
データはPDFにすると、いっぺんに印刷できるから何か所修正しても関係ないんだよと言う。修正箇所を数えるということは、もう一回打ち込むようだ。しかし写真データなどは修正できないからPDFを使っているはず、お店のパソコンをお借りして、ワードからPDFに変換して見せた。
それでも費用はそれを数えないと出ないというから、それならそちらで修正し、その後金額を精算して請求してもらえば、振り込むよというと、長い間電話をかけている。長いため、私は別の店で買い物を済ませて戻る。するとお店のおばさんは、振り込みは千円ほど高くなるからやめた方がいいと。手数料、そんなにかかるのかね。不思議だ。
しょうがないから、パソコンの前で、私の名刺データと古い名刺を1行1行比較して、おばさんと一緒に修正箇所を数える。そしてデスクトップに置いたデータはそちらで本社に送れ、送り方が分からないなら、分かる人に教えてもらえばいいと言って、店を出た。
これでできたら宅配便で送って貰うからもう来店しなくてもいい。なんとか希望通りになった。費用は、100枚で9千円。以前は4千円でやってもらっていたが、店を変える度に高くなっている。
そして小売店が廃業して少なくなり、店員のスキルもどんどん落ちてきている。中小の小売店はIT化はまだまだだ。経営者の方、きちんと教育すれば、パソコンも使えてもっと簡単に仕事ができるようになりますよ。