ガス主任直前対策の講演会を終わって、京都で後泊。朝11時からの桂離宮見学へ。この桂離宮は宮内庁の管轄で、事前予約が取れていないと見学ができない。1回20人ほどで1日数回だから、あんまり多くの人は入れない。
私は3か月ほど前に予約しておいて、念願の見学となったものだ。まず、受付をして、待機室へ。ここには桂離宮だけのお土産が揃っている。これは珍しい、お買い得だ。そして10分ほどの紹介VTRを見て、いよいよ出発、1時間ほどの見学コースで、宮内庁の案内人が付く。そしてこの見学はなんと無料だ。
桂離宮のお土産、レアものだ
この庭園は、江戸時代、ちょうど日光東照宮と同じ時代のものだそうだ。片方は、にぎやかな建物、武士のもの。こちらは簡素で、皇室のもの、と対照的である。
庭園、遊歩道は飛び石を歩く
時々止まって写真タイム
茶室を4つと、庭園を巡る。桂離宮は、全体が一度に見渡せる場所がない。全体を一度に見れないように設計されているそうだ。茶室は春夏秋冬に使う場所が決まっている。建物や庭は簡素なんだが、いろいろな仕組みが入っていて、聞いてて飽きが来ない。
茶室、庭がきれいに見える設計
ここはよく紹介写真に登場する、床が洪水に備えて高い。
ここも同じで、よく紹介写真に出て来る場所
あっという間の1時間であった。ここ桂は、交通があんまり便利でない。駅から徒歩20分。帰りは声を掛けておいたタクシーで京都駅へ行く。この桂離宮、まさに京都の穴場ですね、日本人なら一度は見てみたい庭園です。今度は秋の紅葉に来てみたい。