1行バカ売れ (角川新書) | |
クリエーター情報なし | |
KADOKAWA / 角川書店 |
実はこの本の著作者、川上徹也さんにはお会いしたことがある。二年ほど前、ビジネス書出版アカデミーという学校に通ったときに、講師としてお会いした。もうずでに何冊かの本をお書きになっていて、本の書き方を教わった。
その後まもなく、ベストセラー「物を売るバカ」をお書きになった。この本はそのベストセラーに続く本のようだ。この本はいわゆるキャッチコピーの本だ。昔、「芸能人は歯が命」というCMがあった。あれは元は「芸能人は歯が白い」という歯磨き会社のCMを当局が誇大広告ではないか、(芸能人が皆歯が白いわけじゃない)と問い詰められたときに、とっさに出た一言だそうだ。これで結構売れた。
なんて話が、沢山出て来る。これでもか、これでもか、というくらいだ。紹介するのも嫌になってしまう。 本書の最後に、HOW TO SAY が出ている。①ターゲットを限定、②問いかけ、③圧縮して言い切る、④対比&本歌取り、⑤誇張をエンタメ化、⑥重要な情報を隠す、⑦数字やランキングを使う・・全部は書ききれないが、いろいろなテクニックが載っている。
さて、自分も何かキャッチコピーを考えてみようか、そう、そう、売れてない本があったっけ。