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資格マニアの徒然草ブログ~人生は八合目からが面白い

このブログは、すでにアメーバブログに移行していますが、9月まで並行して更新していきます。今年は百名山完登が目標です。

アベノミクスを殺す消費増税

2013年08月22日 | ビジネス・経済
アベノミクスを殺す消費増税
クリエーター情報なし
飛鳥新社


 サンケイ新聞特別記者の田村秀男氏の著書である。田村さんのブログはスマホで時々拝見している。経済評論家の三橋貴明氏の主張とほぼ同様だ。本の内容と読んで自分が感じたことを書く。

 15年に及ぶデフレの戦犯はだれか?アベノミクスで景気は浮揚しつつあるが、沈めた犯人は今、静かにしている。実は財務省であり、日銀なのである。

 その財務省が悲願の消費増税をこの秋に決定しようとしている。97年の消費増税ではは景気は落ち込み、そのまま浮揚せず、現在に至っている。当時はアジア通貨危機の影響だとする声もあるが、あれは一過性、一過性がなせ15年デフレになるのか、説得力に欠ける。

 財務省の省益は税率のアップ、国益である増収は頭にないようだ。せっかく、デフレから脱却できるチャンスである。あと2年は我慢してデフレから脱却してから、増税すべきなのだが。ちょっと考えればわかる話を何で・・

ここから今朝ラジオで聞いた話を混ぜて、私の意見を書く。日本の株式取引の6割は外国人だそうだ。外国人は消費税を引き上げないと、日本は財政再建するつもりがないからと国債を一斉に売る。すると株価が暴落し、日本は大変なことになるという。

 ほんとかいな?私も国債を買ってるか、そんなことは微塵も思ったことがない。それなら外国人に、消費税を上げると景気が落ち込み、所得税が減り、トータルでかえって財政再建から遠のく事をチキンと説明すればいいのである。外国人は日本が「買い」だから株を持ってるんだろうから、それがわかるようにすればいいんだろう。

 それを嫌がっているのは誰か、消費税を上げない=日本は財政再建をする気がない、と吹き込んでいるのは誰か、そいつが犯人だ。誰かって、もうわかるでしょ!

 マスコミ各社はこぞって、消費増税に賛成だ。しかし、昨年、法ができた時には、18条の付帯条項はほとんど報道しなかった。安倍総理は心の中では反対している、と私は思う。安倍総理の胆力で、消費増税を見送ってくれることを期待する。

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