プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動佐々木 直彦日本能率協会マネジメントセンターこのアイテムの詳細を見る |
今日は、中小企業診断協会が開催する「知のホットコーナー」という定例講演会、今日のテーマは、「プロデュース能力」、経営コンサルタントの佐々木直彦氏だ。何冊か聞いたことのある本を出版している。
プロデュースとは、一つのビジョンのもとに人々の力を借りて「新しい何か」を創り出し、現状を変えること。プロデュースできるものとは、新規事業、新商品・サービス、変革、職場のムード、明るい気持ち、モチベーション、人間関係、明るい家庭、人、人の外見、キャリア、アート、空間、場、建築物など、あらゆるものだ。「人の外見」の例としておにゃん子クラブをプロデュースした、ハリウッド大学教授の例。
夢とビジョンの違い、夢が人々や社会によって役立つ要素があるとビジョンとなる。「フェラーリが欲しい」は夢、「フェラーリに難病の子を乗せたい」はビジョンとなる。
プロデュース思考の全体像は、以下の七つの質問に答えを出すこと。
①ビジョンは何か、②なぜそのビジョンなのか、③コアテーマは何か、④自分に何ができるか、⑤誰に何をやってもらうか、⑥大義名分は何か、⑦付加価値は何か。