「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

横浜中華街「梅蘭」

2008-08-19 15:00:02 | 食べ物・飲み物
今日は、更新したパスポートを受取るために山下町(横浜市中区)へ出かけた。私も妻もパスポートの有効期限がとっくに切れてしまっていたが、放ったらかしてあったのだ。私はこうした手続きに自分の時間を費やすことが大嫌いで、ついつい先延ばしにしていた。しかしいつまでも更新手続きやその受取りをせずに済むわけもなく、私の分も含めて更新手続きは妻が横須賀で済ませた。しかし受取りは本人が横浜まで出向かねばならない。妻と二人で仕方なく炎天下の横浜に受取りに出かけたのである。



クルマで鎌倉市内をとろとろ走り、高速道路に乗ってしまえばアッと言う間に山下町である。山下公園の駐車場にクルマを停めてあとは徒歩。横浜市内はとにかく暑かった。前日まで「夏の天国」八ヶ岳西麓標高1600mにいたこともあり、体が参りそうになった。横浜市中心部で生暖かい排気ガスを浴びまくり、熱の反射も激しいアスファルト道路上は気温も40度位はあったのではないか。思考が停止しそうで、クラクラする。そんなこんなで新しいパスポートを手に入れた。さて、ここまで来たら、ランチをどうするかは自動的に決まる。炎天下をテクテク歩いてやがて横浜中華街へ到着。

横浜の中華街はとにかくお店の数が多い。聘珍樓のような高級店もあれば、小さく庶民的な店もある。私が学生時代よく行った神戸の南京街とは比べ物にならない規模である。上の画像が本日の訪問先、有名中華レストラン梅蘭の入口だ。別に高級なお店ではないが、変わったつくりの焼きそばがテレビや雑誌で紹介され、超有名店になってしまった。我々にとっては初めての訪問である。



これがその梅蘭やきそば。パンケーキか?と思う外見。鉄板に押し付けて焦がした麺だ。具やアンはこの麺の下にある。この焦げた麺をこじ開けるとその下に具やアンがのぞくしかけだ。かなり濃厚な味でお腹にたっぷり残る感じは強烈。美味い。妻にとっては量が多く、途中で棄権。私が妻の残りも全部食べた。どんな店のどんな食事も若干は体力が必要だが、本日の私はやや食べ疲れ気味。店内はテレビ関係者の来店時の色紙や写真がいっぱい。雑誌を手にした観光客も続々入店して、11:30過ぎには客席が埋まる。ここは本店。支店が横浜だけでなく都内にもあるらしい。商売上手だ。こってり系中華料理が好きな人は是非どうぞ。

梅蘭本店
住所:横浜市中区山下町133-10
電話:045-651-6695

お腹がいっぱいになってしまった。晩御飯はあっさりしたものにしたい。妻の残した物を食べなければ良かったと反省する。



気分は半分信州人の私には便利なものがある。御岳百草丸(画像左)だ。内容はオウバクエキス、ゲンノショウコ、ビャクジュツ、センブリ、コウボク、とある。なんだかよくわかりませんが、効きそうでしょう?食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸焼け、吐き気、消化不良、食欲不振・・・胃腸のことなら何でもOK。御岳の麓、木曽郡王滝村の長野県製薬が伝統的製法でコツコツつくる地道な薬、御岳百草丸。信州のドラッグストアならどこでも買える。横浜のこってり焼きソバ1.5人前も、信州の薬でこなす。

今日の晩御飯のおかずは野沢菜だけで良い。白いご飯と野沢菜。野沢菜もまた信州の特産だ。諏訪市の小島商店がつくる野沢菜の炒め(画像右)。これを今晩のおかずにしよう。やっぱり信州は良いな。それにしても神奈川県は暑い・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野県諏訪郡原村・標高1600mの夏

2008-08-18 21:36:53 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし


夏の休暇で八ヶ岳の山荘に行って来た。八ヶ岳西麓の標高1600m。夏は快適だ。お盆の前後で暑くても最高気温は25度くらいまでで、涼しい日なら20度を少し上回るくらいだ。曇天ならもっと低いこともある。そして明け方は15度を下回る。おまけに湿度が低い。空気がサラッとして、天国のようだ。滞在最終日の今日は七里ガ浜に戻るのが怖くなり、午後はだんだん不機嫌になった。

この別荘地を購入した10年前には、「ひょっとして標高が高過ぎて寒過ぎるのではないか」という懸念があったものだ。今では「これくらいの標高で良かった」と思っている。確かに冬は寒い。マイナス10度を下回ることも多い。しかしこちらはその寒さを楽しみに行っているのであって、これが東京と変わらないのでは面白くない。むしろ恐れているのは、温暖化で夏涼しくなくなることだ。

今は問題はない。夏でも明け方は寒いので、羽毛ふとんをかぶって寝ている。9月にもなると暖房が必要な日がある。しかし10年前のことを思い起こせば、気温は上がって来ているなあと実感する。



我が別荘地は八ヶ岳中央高原三井の森しゃくなげの丘というが、10年前にはその中に販売センターの建物があった。そこへ土地購入取引のためにちょうど10年前の7~8月に何度も足を運んだ。建物の中で半袖のポロシャツ姿で長時間座っていると、風邪を引きそうになったものだ。その後自分の山荘が完成して、最初の夏に窓を開けているとずいぶん寒く感じたことを覚えている。その頃と比べると、最近は少し暖かくなったのではないだろうか。

冷房装置も扇風機も不要な夏、日陰ではトレーナーでも被っていないと寒い夏を楽しむために持った山荘なので、あまり暖かくなることは歓迎出来ないのである。

盆休みというのに、アジサイが咲いていたので、思わず撮影。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲村ガ崎の西側

2008-08-10 08:56:01 | 環境・土地


画像は今朝の稲村ガ崎である。七里ガ浜から(西から)見たので逆光だ。鎌倉から逗子、葉山にかけて海岸線が優美に見えるのは、山が海に迫って景色が変化に富んでいることが理由であろう。画像で左手(北側)から伸びた尾根が、ここ稲村ガ崎でストンッ!と右(南)側の相模湾に落ちる。その尾根の途中が無残に切り開かれ(画像中央上)、国道134号線が通っている。これがなければ景色はさらに良いのだが、もし本当になければ我々地元住民は困ってしまうことだろう。

我々の住む七里ガ浜や、住居区分で言う稲村ガ崎の多くの部分は、地形上、海に突き出た稲村ガ崎(下の地図で言うと∴の印)とそれに連なる尾根の西側にある。「鎌倉は三方(東、西、北)を山に囲まれ、南は海で・・・」というが、その鎌倉の西の限界である山にあたるのが、画像でご覧の稲村ガ崎の尾根だ。それより更に西側にある、住居区分で言う鎌倉市稲村ガ崎、同七里ガ浜東、同七里ガ浜、同腰越は、現在の「鎌倉市」ではあっても正真正銘、歴史に裏打ちされた「鎌倉」ではないのだ。昔々義経が壇ノ浦で勝ち、西方から平宗盛父子を連れて鎌倉入りしようとしたが、頼朝に拒否され、留め置かれたのが腰越であることからしてもそれがわかる。腰越は「鎌倉」ではないのだ。


Source: Google

KAMAKURAブランドに憧れ、鎌倉に住みたい人は旧鎌の土地を選んで買いましょう。三方を山に囲まれた旧鎌は稲村ガ崎よりも東側になる。稲村ガ崎の尾根から東方の鎌倉に向かって降りて行く坂(極楽寺坂)の下、住所も坂ノ下。そこから東の旧鎌地区、住所で言えば大町、小町、由比ガ浜、扇ガ谷、笹目、雪ノ下、西御門、二階堂、材木座、長谷他だ。それが適わぬならやはり外になるが北鎌倉方面か。つまり寺が多いところである。

その点、七里ガ浜の山を西武グループが切り崩して造った我が西武七里ガ浜住宅地なんてモノは、鎌倉と呼ぶにはほど遠いのである。今の七里ガ浜を含む広い地域はかつて津村郷と呼ばれたらしい。七里ガ浜は何もない砂浜だが、大昔から砂鉄が取れて重宝されたと言う。今度磁石を持って海岸に遊びに行ってみよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都先斗町で南ア産のシャルドネを飲む

2008-08-09 16:35:26 | 食べ物・飲み物


お座敷小唄をご存知だろうか。

富士の高嶺に 降る雪もぉ~♪
京都先斗町に 降る雪もぉ~♪
雪に変りは ないじゃなしぃ~♪
とけて流れりゃ 皆同じぃ~♪

画像は、その京都先斗町である(ところで、この歌詞の3行目は意味的に正しいのだろうか?)。今では鎌倉七里ガ浜の住人ではあるが、元々は関西人である私の頭には、京都の地理もおおよそインプット済みである。先斗町がどのあたりかはよぉ~く知っている。しかし先斗町で飲むということの経験が、私にはあまり多くはないのである。なぜなら私が関西に住んでいたのは、私が社会人になる前のことだからだ。学生の身で先斗町を飲み歩くということは、四半世紀ちょっと前の昔にはあまりなかったことなのだ。

関西に出張に行った今週木曜日の夜、8年ぶりに足を踏み入れた先斗町は、とても面白かった。そこに連なる店の内容がどんどん変化していることを実感した。そこを歩くのは、外国人観光客かあるいは若いカップルが妙に多かった。新しく出来たばかりに見受けられる店がすごく多い。これを楽しいと思うか、不愉快に思うかは、意見の分かれるところだろう。

私は外資系企業の日本法人の社長さんと一緒に、先斗町に乗り込んだ(うれしいことに、先方のおごり)。予約もなくいきなりシャレたお店に入ってみた。店名はらんまん(炭火焼京風イタリアン)。店の看板には「びすとろ らんまん」とあった。「イタリアンでビストロなんて呼び名はないんじゃないの・・」と思いながらも、入ってみた。料理はしっかりと作ってあった。コース料理を食べた。手抜きはないと思われる味付けで、ボリュームもすごい。しかし失礼ながら、書きたいのはそのことではない。料理を食べながら飲んだワインのことを、私は書きたいのである。



南アフリカを代表する大ワイナリーKWVのCathedral Cellar(Chardonnay)を注文した。お店での価格は5,000円ちょっと。そうであれば、自分で通販で買ったなら2,000円ちょっとくらいだろう。しかし驚くほど強いワインだった。注文した料理の中には鮮魚のカルパッチョもあるのだが、そのカルパッチョが、コクがあって重いこのワインに完全に負けてしまったのだ。もう少し味の強い料理、例えば牡蠣フライ、塩味の焼き鳥、魚のムニエル、あっさり味の中華料理等と一緒に飲むべきワインなのだろう。この値段でここまでカチッとした白ワインを飲んだ経験は少ない。コスト・パフォーマンスの高い、立派なワインだ。

調べたところ、通販で簡単に買えるようだ。次に注文する時はこれにしよう。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七里ガ浜のトンビ(トビ)

2008-08-03 07:33:33 | 環境・土地

ぴぃ~ひょろろろろろぉ~。トンビは鳴き声が独特だ。高い空を気持ち良さそうに旋回しているイメージがある。

トンビは自宅周辺にいっぱいいる。自宅の前の電柱の上にとまって、糞をして私のクルマの上に落とす。水洗いしてもなかなか落ちないしつこい糞をするので困まる。外見は立派だし、グライダーのように飛ぶ姿も立派なものだ。しかもカラスよりも大きい。でも小心者で頭もあまりよくないのか、よくカラスにいじめられているのを見かける。カラスに襲い掛かられて、ひーひー言って逃げて行くのを見ることがある。

今年七里ガ浜に新しい看板が掲げられた。「トビに注意!!」とある。地元の人はトンビになれているが、観光客はそうでない。あいにく七里ガ浜にはファースト・キッチン七里ガ浜店がある。そこで買ったハンバーガーを外で食べようと持ち出して、海岸を歩いて行く人がいる。これはトンビの格好の標的だ。トンビはものすごく良い視力を誇る。普段はグライダーのように羽を広げて水平に見事に移動するのだが、食べ物を発見し捕獲しようとする時の急降下は迅速だ。ものすごい垂直距離をサッと降りてきて失敗すると、また10mくらい飛び上がり再度瞬時に降りて来るなんてことを見事に繰り返す。トンビは人間を襲うつもりはない。ハンバーガーが欲しいだけだ。でもハンバーガーを取ろうとして、人間も傷つけてしまう。気をつけよう。

七里ガ浜のトンビはファースト・キッチンをよく知っている。ファースト・キッチンのベーコン・エッグ・バーガーとチーズ・ベーコン・エッグ・バーガーとダブル・チーズ・ベーコン・エッグ・バーガーを区別するらしく、ベーコン・エッグ・バーガーを持っている人は狙われないが、ダブル・チーズ・ベーコン・エッグ・バーガーを持っている人はかなりの確率で狙われるらしい・・・ウソ。なんでも同じだ。マックでもモスでも。あるいはコイケヤのポテト・チップスでも。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の芝生

2008-08-02 09:59:27 | 


英国の芝生は有名だ。英国ではそこら中に大きな公園があり、そこに広く美しい芝生がある。しかしあれは雑草らしきものをただどんどん刈り続けているだけで自動的に出来上がる、というのに近いものだ。わざわざ多大なエネルギーを費やし芝生を植え込んで行くという類のものではない。しかも年中青々としている。

西洋芝を日本に持ち込んでも、なかなかうまく行かない。鎌倉に限らず日本のほとんどの地方の気候は、西洋芝の通年育成には適さない。熱帯気候なみの日本では、西洋芝は夏枯れてしまうため、高麗芝等暖地でも平気な種類の芝が用いられる。しかしその高麗芝は、逆に冬黄色くなってしまう(春になると青みが戻って来るが)。では高麗芝は日本の夏に適し、夏はますます元気なのか、というとそうでもない。



上の画像をご覧あれ。庭に敷いたレンガが太陽に照らされガンガン暖まり、それに接した土は暖められて乾いてしまう。今年の7月は暑く、しかも晴天が多かった。朝夕水をやっていても、レンガに沿ったところの土が乾いて付近の高麗芝が枯れる。そしてそこに目土を入れた状態が、上の画像だ。枯れた芝生を取り除き、目土を入れてそこに新たに根を伸ばさせて、芝生の復活を待つのである・・・と書いていたら妻が「その作業は私がやったことだ」と主張する。そうだ。目土を入れて芝生を上手に養生するのは妻の係である。私は重い芝刈り機を振り回して芝を刈るという肉体労働担当だ。

熱による枯れだけではない。春から秋までいろいろと雑草が生えてくる。放っておくと背の高い雑草が伸びて、芝生が芝生でなくなってただの空き地雑草ボーボー状態になる。じゃあ雑草を抜けば良いのかというと、スギナのように根を抜くことが困難で、根から抜こうとすると、結局芝生を相当はがさねばならないものも多い。そしてこのような場合、結局除去するには薬剤に頼らざるをえない。

つまり日本のほとんどの土地の気候は芝生の健全かつ簡便な育成に適さないのである。ゴルフ場というものは、その発祥地である英国以外の多くの国では、開発維持することに多大な負担がかかり、また環境に悪いことがわかる。そして小さいため薬剤に頼ることは少ないとはいえ、我が庭も同様だ。



それにしても当住宅地はカタツムリが多い。庭で見つけたカタツムリ。かなり大きいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする