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湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

Furniture Clinicのクリーナーとクリームで愛車の革シートはこの冬もシットリ!@鎌倉七里ガ浜

2015-09-30 18:29:00 | クルマ
皮革シート(家具・クルマ)のメンテナンスや修理のスペシャリストである英国企業、Furniture Clinic社の製品。

私はこれを使い続けている。

こちらはクリーナー。汚れ落としだ。



こちらがクリーム。保革油だ。



ボトルのラベルにはソファの絵があるが、It's great for cars too!とある。クルマにもいいのだ。



こちらがFurniture Clinicのホームページ。



ホームページで通販も可能だ。

世界中どこでも送って来てくれる。

いつも私はチェスターフィールド・ソファに使っている。



おかげさまで調子は最高。いつも革がシットリしている。



「ラナパーを使いたい」とこのソファの日本の販売代理店の社長に言ったら「そんなのダメ。ラナパーはこの革に浸みこまない」と言われてしまったので、それ以来このFurniture Clinicのを使っている。もう4年経ったが、革の具合はますます絶好調。



ご覧の部分(↓)はこの革をかぶっていた牛にもともとついていた傷。英国のソファは、こういうのそのまま平気で使う。



そんなわけで4年。

あと46年使うつもり。そうしたら半世紀。やっと1人前になるこのソファ。



さて私はそこまで生きているか。

Furniture Clinicのこのソファ・メンテナンス製品はもちろんクルマの革製シートにもぴったりだ。

30年以上前のロールス・ロイスの皮革シートもこれで蘇る。よーくご覧ください。



Youtubeの冒頭チラッと写るのがFurniture Clinic社。

どんどん発展しているみたいだ。

皮革シートのメンテナンスだけでなく、Furniture Clinic社は破損した皮革の修復や色を変えることまで請け負ってくれるらしい。

新しいM3も古いオースティンもこのとおり。



私のクルマの屋根。雨でぬれた後だ。



クルマの外側を洗う人は多い。

クルマの中を掃除する人も多い。



でもそれって実はしてもしなくてもそんなに大した違いはない。

劣化したらたまらないのは皮革シート。

特に乾燥する季節は注意。保革油の作業は不可欠だ。

一番高い頻度で人が座る運転席。登録から8年半経つからくたびれている。



くたびれるのは、古くなったことの証拠。勲章だ。

それ自体は構わないのだ。むしろ良いことなのだ。

8年で65,637km。都市郊外の非業務車両としては普通の走行距離。



後部座席から始めましょう。



クリーナーのボトルを吹き付け、アワアワで汚れ落とし。ホコリや皮脂を持ちあげてくれる。



ブシュー!



スポンジで伸ばして、汚れをリフト。そのあと払えば汚れは簡単に落ちる。

そしていよいよこのクリーム。



べったりと塗りましょう。

汚れ落としのアワアワを施され、ちょっと疲れたような後部座席、座面。



しっとりクリームはこんなのです。本来はタオルに取るものだが、ちょっとお見せしましょう。



後部座席も前の座席の背中も全部しっとりとさせた。



運転席の次に使用頻度が高い助手席も同様に処理。



最後に運転席にとりかかる。



汚れが多少ある。

これを完璧にゴシゴシして落としてもいいが、そこまでやる気もなく、ほどほどに。

座面もしっとり。



ドライブ中のあなたを守るシートの要。運転席の背中部分。



やりにくいのはこの部分だ。ハンドブレーキの根本部分。ここにもしっかりクリームを塗ろう。



完成だ。



これからのどんどん乾燥する季節。高温も大敵だが、乾燥も皮革の大敵。



皮革は常に保湿して。

無事作業が終了。



ドアに施錠。

Furniture Clinicのホームページ: http://www.furnitureclinic.co.uk/
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18 コメント

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Unknown (イブ)
2015-09-30 18:59:17
いつもおちゃさんのおうちのソファはどっしりとしてかっこいいなぁと思っています。
メンテナンスもばっちりでお見事です。
ずーっと大事に使えるって素敵です。
皮ジャンのお手入れもそんな感じなのでしょうか?
ちょっと調べてみようかな。
買ったまんまのがあるんです。
心配になってきた~(笑)
ラナパー (チェロ)
2015-09-30 19:15:14

こんばんは、
良いものを大切に長く使う、
大切なことですね、
ラナパーは簡単クリーナー、
それでも結構なお値段です、
なるほどメンテも、
良いものをお使いになっていらっしゃいます、
私のトリートメント剤はどうだったのでしょう、
早速父に、

聞いてみます。
Unknown (おちゃ)
2015-09-30 21:26:56
イブさん

このソファ、二人掛けの小サイズです。もし革のソファを
お買いになる予定があれば、これ割安だと思います。
なにせ耐久性がすごい。価格÷年数で行くと
相当なコスト・パフォーマンス。

革ジャンのメンテはきっと同じでしょうね。
汚れ落としのクリーナーと、そのあとの保湿性のある
クリーム。やってみましょう!
Unknown (おちゃ)
2015-09-30 21:28:42
チェロさん

ラナパーは高いけど、おそろしく伸びますね。
ちょっと取ってぐんぐん伸びる。だから買い替えが
長い間発生しない。靴はピカピカ。
我が家、革靴に愛用しています。

おっと。チェロさんのトリートメント、どうなりましたか?
百均 (チェロ)
2015-09-30 22:06:53

トリートメント剤は、
とても私にピッタリな、
グレードのものでございました、
ラナパーもハイグレードで、
良い商品なのですね、
ちなみに父の靴磨きは、

百均のクリーナーです。
Unknown (麓のおばさん)
2015-09-30 23:18:48
ほぉ~っ ピカピカですね~
50年で一人前?って事は?我が家のチェスターちゃんは
後35年で1人前wもう貫禄充分なのは何でだろう???
Unknown (鎌倉山のおじさん)
2015-10-01 05:45:59
おはようございます。我が家の車も革シートです。それ専用のスプレーはやってますが、こうしたクリーナーの汚れ落としの後にクリームを塗り込むという作業はやったことがないですぞ。ここまでやるのは、鎌倉市内でおちゃさんを含め何人おられますかな? 自動車も10年単位で乗るとすると、革シートの劣化もかなりあるでしょうから、こうした作業はやはり効果があるでしょう。白状すると私は結構頻繁に車を乗り換えておるのです。あまり革シートの劣化までは考えなかった。驚愕の記事でした。
Unknown (おちゃ)
2015-10-01 06:00:40
チェロさん

ではそのトリートメント剤をはやく使って
、きれいきれいしてもらって
くださいね。毎日のブログ写真撮影も
あることですし。
なんちゅったって美人犬として、
著名なチェロさん。あ、ジャーキーも
もらわないと!
Unknown (おちゃ)
2015-10-01 06:04:26
麓のおばさん

あと35年あるが、既に貫禄がある。そうですか。
その貫禄を利用しましょう。しかし
あと35年生きるのも長いですね。
私も46年生きないといけないらしいし。
日本はまだあるのかしら。
ソファに貫禄がつくまえに、鎌倉市は
あるか?日本はあるか?
Unknown (おちゃ)
2015-10-01 06:11:30
鎌倉山のおじさん

頻繁にクルマを乗り換える? 素晴らしい
ですね。鎌倉山のおじさんの経済力を
証明しています。クルマは買った瞬間
から価値がどんどん落ちてゆきますから。
羨ましい話です。普通の人間の買い物で
こんなに高額なのに5年で8割がた価値が
失われるものなんてないですね。
そんなクルマですが、年月とともに
くたびれながらも状態が立派に見えて行く
ようにさせることが可能なのが革シート。
自然素材というのはすごいですねえ。

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