「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

スーパー中華料理! 炒めず蒸すだけの青椒肉絲をスズキヤさんの親鶏マザーチキン(味付け)とタジン鍋でつくる@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2021-02-01 11:00:10 | 食べ物・飲み物
サー・ポール・マッカートニーの最新アルバム、McCartnery III



この歌を聴きましょう♪



Must fix the fence by the acre plot
Two young foxes have been nosing around
The lambs and the chickens won't feel safe
Until it's done

I must dig a drain by the carrot patch
The whole crop spoils if it gets too damp
And where will we be with an empty store
When winter comes?

When winter comes and food is scarce
We'll warn our toes to stay indoors
When summer's gone, we'll fly away
And find the sun when winter comes

Must find the time to plant some trees
In the meadow where the river flows
In time to come, they'll make good shade
For some poor soul

なんて牧歌的なんでしょう。

冬は閉じこもって、新たな青椒肉絲(チンジャオロース)を作りましょうね。

普通ね、青椒肉絲と言えば、最後に強火でファイアー!と叫びながら、中華鍋振り回しその中で具材を踊らせるようにサッと短時間で炒めて終わりでしょう。

それがここでは違うのよ。

弱火でかつ具材を動かさず、とろとろと優しく10数分加熱し続ける。柔らかく匂いを逃さず仕上がりますよ。

なにせ簡単。これを「中華料理タジン鍋革命」と呼ばずしてどうする!

それもチキンで。炒めずにね。蒸すだけ。

それが出来るんです。めちゃくちゃおいしく。ウトウトしている間に自動的に。



長野県飯田市の肉店スズキヤさんの親鶏マザーチキン(味付け)を冷凍庫から出して来て解凍する。



ピーマンと細切りタケノコ。



使う調理器具はタジン鍋。



大昔大ブームになったが、ほとんど使われずに捨てられたり物置に放置されてしまったタジン鍋。

ところがこれがまた優れモノ。みなさん、使いましょう、タジン鍋。

匂いを漏らさずおいしく調理してくれるタジン鍋。形にも意味がある。ないわけないよね、この形。



私のタジン鍋はフランスのエミール・アンリ社製だ。

とっても賢いよ。しかしエミール・アンリ日本法人のウェブサイトを見ると、タジン鍋の扱いはない。

エミール・アンリ社はタジン鍋の生産をやめちゃったのか?

そんなことはない。日本企業じゃあるまいし。

仏本社のウェブサイトにはシッカリと新しい型のタジン鍋が紹介されている。



昔も今もエミール・アンリ社はタジン鍋を売っているのだ。

日本のタジン鍋ブームがいかにも日本的なその時だけの出来事だったかってことを、この事実がよく示しているね。

ピーマンを切ろう。



細切りピーマンをつくる際の大問題。

ヘタ近くをどうするか?



ここだけ形が違う。

有名中華料理店あたりでは、まかないにでもするんだろうか。

家庭ではそのまま使いましょう。

こちらがスズキヤさんの今回使う製品。マザーチキン(味付き)だ。卵を産まなくなった親鶏の肉である。



色は濃い。味も濃い。肉もしっかり。おいしいぞ。

チューハイの飲みながら作ろう。



すでに味のついたマザーチキンとタケノコとピーマンを適度に和える。



今度は日本酒。北雪だ。



ちょっとだけ強めの火。



これでニンニクを少量のごま油の中で加熱する。



香りが出てきたら火を止める。

そしてさきほど予めまぜた具材を入れる。



オイスターソース、中華鶏ガラだし、胡椒。



それらをぶっかける。



ふたする。そして着火。弱火でね。



弱火にして、しかし最初はちょっとだけ強くして音を聞く。



そのうちクツクツ言うから、そうしたら調整して弱くしておこう。



あぁ~、想像が膨らむ。中はどうなっているのか・・・



10数分で出来た。



タジン鍋は無水調理だが、野菜や肉から水分や脂が鍋の中ににじみ出る。

そうして出来た熱々の青椒肉絲の中に、水溶き片栗粉をわずかな量だけ入れる。



そしてスプーンなどで、かき混ぜる。



とろみもつくし、味がよく感じられるようになるよ。

ここまでまったく炒める作業はない。

具材を入れて蓋して蒸しただけだ。タジン鍋ってすごいんだ。

蒸しただけの青椒肉絲を大盛りで食べよう!



角度をちょっと変更。いいでしょ。



最後はどんぶりにしちゃう。



あぁ~うまいわ。

ドガティ君がすねる。



冬は静かにね。楽しいランチ。
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする