ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

山の帰りに…(2012.10.16)

2012-10-19 12:55:49 | 旅日記

三十三間山を下りて三方五湖へ行きました。本当は明日、周辺をドライブがてら見て回って帰る予定だったのですが、雨の予報に今日中に行っておくことになりました。いったん上中にある今宵の宿に断わって、もう一度、三十三間山の麓を北上します。県境尾根の終わる三方で162号線に入り、三方湖のぐるりを回るように走ると梅の里会館がある世久津から北庄へはずっと梅林が続きます。若狭町は福井梅でも有名な所なのです。レインボーラインを走り、山頂公園の駐車場へ。

 
梅丈ヶ岳(標高397m)へイノッチさんは「歩いて登ろう」と意気盛んでしたが、日没が迫っているので所要時間2分のリフトに乗りました。それでも「頂上へ着いてから15分で最後のリフトになりますが…」と係員。
前に来たのは1990年ですから、山頂の様子は大きく変わっています。今は「恋人の聖地」として認定?され、「誓いの鍵」がずらりと並んでいます。また子供向けの「カブトムシの館」など様々な施設が作られています。
 
 

三方五湖にちなんだ五つの花園に110種のバラが咲きます。これはイングリッシュ・ガーデンの秋のバラ。
 

三輪子さんが「五木の園」碑のレコードの部分に触れると、五木ひろしの「ふるさと」の歌が流れてきました。
 

野外彫刻で記念撮影。
 

三方五湖はそれぞれ水深が違うので水の色が異なり、「五色の湖」と言われるそうです。
展望台からの眺め。手前が水月湖、左端に日向湖が少し見えます。奥の左が菅湖、右は三方湖。
 

夕陽が日本海を染めてススキの穂が光っています。日が沈むまでもう少し待ちたいところですが、閉園のアナウンスに急いでリフト乗り場へ向かいました。(Photo by Maru-san)
 

丹後街道沿いの宿「えびす荘」は料金から想像したよりも、部屋は広くて清潔でした。鉱泉を引いた風呂で山の汗を流し、夕食。料理もなかなか美味しかったです。部屋に帰って22時まで駄弁りながらまた飲み、風の音を気にしながらもぐっすり眠りました。(Photo by Maru-san)


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
それはないだろう ()
2012-10-19 15:07:10
とにかく登山初心者にて、この厳しい三十三間山に登ったことを自慢したくて、夕食が終わったあと宿の若いお姉さんに「三十三間山に登ったことある」?って聞いたら「小学校の遠足で登ったよ」って、あっさりこの一言。それはないだろう、期待していた応えが返ってこない。おまけに小学生の時ときたか・・・。(泣)
でもそうですよねえ、私のホームグランド(裏の牟礼山200m)に小学3年の翔平(孫)と登っても私より3倍速いのですから。(笑)
楽しい仲間と楽しい登山、帰りに鯖街道の道の駅で買った鯖寿司の美味しかったこと。隊長、今回もご苦労様でした。
返信する
丸さんへ (変愚院)
2012-10-19 18:40:52
部屋で話したように松本の小学生たちは昔は常念岳(2857m)へ、今でも有明山(2,268m)へ登ります。
子供や若い時は元気がいいので、ともかく早く目的地に着こうと歩きます。
しかし自分のペースが分からないと、次第に休む回数が多くなり、遂にはへたり込むことに…。
歳を取ってもマイペースで周囲の状況を見ながら登っていれば、
長時間、長期間の歩行にも耐えられるのではと思っています。

鯖寿司は私たちは焼いた方にしましたが、考えてみれば前夜も焼き鯖を食べていました。
それでも美味しかったです。
返信する

コメントを投稿