ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

讃岐の金比羅さん

2009-04-26 09:25:05 | 旅日記
讃岐の旅日記を続けます。
大麻山の帰り道では、もう一度本宮にお参りして
他の建造物や参道の様子を見ながら帰りました。


絵馬殿には、海上交通の安全を祈願する古くからの絵馬が
たくさん掲げられています。
その下に、堀江謙一さんのマーメイド・モルツ号も奉納されて
いました。


社務所で「こんぴら狗」を授かりました。


参道で見たこんぴら犬の銅像。
森の石松が清水次郎長に代わって金比羅参りをしたことは、
浪曲や映画でお馴染みですが、
江戸時代には人々の親切に助けられながら主人のために
金比羅代参を果たした犬がいたということです。


備前焼の狛犬。立派なものです。


30何年ぶりの金毘羅参りもすませ、めっきり人通りが少なくなった
参道入り口に帰りました(17時)。


翌20日朝、散歩がてら「こんぴら歌舞伎大芝居」公演中の金平座
へ行きました。
今年は中村勘三郎が座長でたいへんな人気。もちろんチケットは完売。
大勢の人が早くから開場を待っています。


琴電駅の隣にある北神苑。
大きな山容の象頭山が屏風のように見えます。
右端・藤棚の上あたりが最高峰の大麻山です。


北神苑の高灯篭。
昔はこの灯篭の明かりが沖を行く舟の目印になったといいます。
この日は、もう一度金比羅さんの石段を登ろうかなと思案して
いたのですが、ここでお孫さんを遊ばせていた男性に「ぜひ行ってみなさい」
と勧められ、「金比羅さんの奥の院」を訪ねることにしました(続く)