自共対決の様相、中身は綱領、そして憲法対決ー参議院選挙の対決軸 goo.gl/Cuniu
日本共産党は、8日第7回中央委員会を開催しました。2月の第6回中央委員会から3カ月、この間の安倍政権を分析し、「暴走と破たん」と特徴づけました。安倍政権は、なぜ暴走するはなから「破たん」に陥っているのでしょうか。志位委員長は、「それは、土台が腐り切っているからであります」と喝破しました。
志位委員長は、「『アメリカ言いなり』と『財界中心』という二つのゆがみを特徴とする、古い自民党政治の矛盾が蓄積し、あらゆる分野で行き詰まり、耐用年数がつき、文字通りの崩壊的危機に陥っている」こと、その上に「侵略戦争を肯定・美化するという『歴史逆行』のゆがみをつけ加え、危機をいっそう深刻なものとした」と述べました。その自民党が、数をたよりに、自民党の綱領課題である憲法の大改悪に焦点をあてて参議院選挙に挑んできました。
この自民党と対決し、憲法を丸ごと守り生かす、国民が主人公と平和な日本、アジアと世界をつくる確固とした綱領を持ち、改革のビジョンと力をもった政党は、日本共産党をおいてほかにありません。日本共産党は2004年の第23回大会で現在の綱領を採択しました。新綱領は、憲法について、「現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり、とくに平和的民主的諸条項の完全実施をめざす」ことを明確にしました。
21世紀の日本の政治対決は、日本共産党排除の「二大政党の政権選択」作戦、「第三極」作戦を経て、いま再び”自共対決”が浮かび上がりつつある情勢となってきました。その中身が、綱領・憲法対決です。その最初の激突が、7月の参議院選挙です。比例代表選挙で、神奈川選挙区で必ず勝利する決意を新たにしています。
「核兵器のない世界、憲法9条と非核三原則の輝く日本へ」をスローガンに「原水爆禁止国民平和大行進2013」が6日東京・夢の島から出発し、7日神奈川・川崎入りしました。東京行進団220人を神奈川行進団200人が一緒に川崎市役所まで行進し、引き継がれました。6日の都内行進には、1200人が参加しました。これから、8月6日までの3カ月かけて広島へ1日も欠かさず行進が続きます。この日は北海道・礼文島からも東京へ、北四国コースも高松市を出発しました。
神奈川入りした行進団の出発集会で、県原爆被災者の会の中村雅子事務局長(81)が、「私たち被爆者は先頭に立って、核兵器廃絶を訴えて歩いていきたい」とあいさつしたことが、報道されてました。(「しんぶん赤旗」)中村事務局長は、広島で被爆されたと伺ったことがあります。核兵器を廃絶することに、人生をかけている方です。何度か被爆者認定訴訟でお会いしたことがありますが、明るい方でそこにいるだけでまわりにいる人達を励ましていました。
行進団は11日に大和市を行進します。私も海老名市役所から当日は行進に参加し、「核兵器廃絶」を訴えて歩く予定です。
5日、孫の花音(来月4歳・長女)、大和(8か月・長男)のお祝いの会が横浜・十日市場駅近くのレストランでささやかに行われた。出席者は娘夫婦と義母、私達夫婦合わせて7人だった。私が孫達と会うのは昨年11月の七五三のお祝いの時以来、半年ぶりである。
私達夫婦には子どが3人いるが、結婚しているのは、長女と長男、次男は未婚。 孫はこの2人である。
娘夫婦は共働きで、娘は長男が4月に保育園に入園出来たので、1年の育児休暇を4か月残して5月から勤務を再開した。 職場復帰したセクションは、新しい職場で仕事を新たに覚えなけあればならないとのことだ。 育児に新しい仕事、夫婦の協力が一層大切になっていることを感じさせられた。
花音と大和は、同じ保育園でお世話になっている。
先日は、保育園の遠足で、親子でズ―ラシアに行ってきたと喜んでいた。
大和は娘の夫の母親が買ってきた「おもちゃ」がたいそう気に入ったようで、大きな声を出し、笑顔も見せながら喜んで遊んでいた。
しかし、私達が「だっこ」すると泣きだし、なかなか難しい。それはそうだ、私は大和に会うのは事実上初めてのことである。付き合いはこれからだ。
その私も今年の8月には70歳を迎える。
この間、「憲法と綱領」を語り合う毎日が続いています。この活動を通して、「憲法と綱領」が響き合う関係にあることを実感しています。安倍首相、自民党などが「憲法改正」を公然と掲げて、国民に挑んいます。当面の最大の政治選である参議院選挙の大争点にする事も鮮明にしています。しかし、自民党や改憲勢力の改憲案などには致命的な弱点があることが明らかになってきているのではないでしょうか。
改憲勢力は、「戦争」や「軍隊」を語るが、核兵器廃絶、平和、対話・外交を語れなせん。天皇元首化は語るが、国民主権、基本的人権を語れません。靖国神社参拝を行うが、戦前の日本の侵略戦争や、植民地支配の反省を語ろうとしません。さらに、「主権回復の式典」を行いながら、対米従属国家の根幹である日米軍事同盟の廃棄を語れません。
会議や「つどい」、駅頭などで憲法と日本共産党を語っていますが、新しい経験、発見の連続です。例えば、リンカーンの奴隷制度廃止のたたかいとアメリカ憲法の修正(第13条)、ドイツの憲法改正の歴史と内容―こうした改正は、憲法改正手続きの改悪によるもではないことなどです。そして、改憲勢力が日本を戦争ができる国にすることは、アメリカと共同した「核兵器の使用、核戦争」も辞さない、人類への犯罪に加担することであることも強く指摘されなければならないことではないでしょうか。その対極に憲法と日本共産党の綱領があります。