宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

自共対決の様相、中身は綱領、そして憲法対決ー参議院選挙の対決軸

2013年05月11日 | その他

 日本共産党は、8日第7回中央委員会を開催しました。2月の第6回中央委員会から3カ月、この間の安倍政権を分析し、「暴走と破たん」と特徴づけました。安倍政権は、なぜ暴走するはなから「破たん」に陥っているのでしょうか。志位委員長は、「それは、土台が腐り切っているからであります」と喝破しました。

 志位委員長は、「『アメリカ言いなり』と『財界中心』という二つのゆがみを特徴とする、古い自民党政治の矛盾が蓄積し、あらゆる分野で行き詰まり、耐用年数がつき、文字通りの崩壊的危機に陥っている」こと、その上に「侵略戦争を肯定・美化するという『歴史逆行』のゆがみをつけ加え、危機をいっそう深刻なものとした」と述べました。その自民党が、数をたよりに、自民党の綱領課題である憲法の大改悪に焦点をあてて参議院選挙に挑んできました。

 この自民党と対決し、憲法を丸ごと守り生かす、国民が主人公と平和な日本、アジアと世界をつくる確固とした綱領を持ち、改革のビジョンと力をもった政党は、日本共産党をおいてほかにありません。日本共産党は2004年の第23回大会で現在の綱領を採択しました。新綱領は、憲法について、「現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり、とくに平和的民主的諸条項の完全実施をめざす」ことを明確にしました。

 21世紀の日本の政治対決は、日本共産党排除の「二大政党の政権選択」作戦、「第三極」作戦を経て、いま再び”自共対決”が浮かび上がりつつある情勢となってきました。その中身が、綱領・憲法対決です。その最初の激突が、7月の参議院選挙です。比例代表選挙で、神奈川選挙区で必ず勝利する決意を新たにしています。