宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「新型コロナ危機を乗り越えよりよい日本と世界を」― 入党の訴えを紹介

2020年06月20日 | 党建設

「しんぶん赤旗」20日付は、日本共産党中央委員会の新しい「入党のよびかけ」を掲載しました。多くの方に全文をお読みいただき、入党についてご検討いただきたいと思います。全文は6章にわたっていますので、第5章「資本主義を乗り越えた未来社会をめざす党」について、紹介させていただきたいと思います。(一部省略)

【経済格差が命の格差に】

「新型コロナ・パンデミックは、貧富の格差の拡大、地球的規模での環境破壊という、資本主義の存続が問われる大問題を明かるみに出しています。感染症による犠牲は、富める者と貧しい者とに平等にふりかかっているわけではありません。アメリカでは、貧困のもとにある黒人の死者は白人の2倍上となり、経済格差が、『命の格差』となっています。先進国と途上国との格差拡大の矛盾も噴き出しています」

【なぜ新しい感染症が起こるのかー「『利潤第1主義』の資本主義の体制が問われている】

「なぜ次々と新しい感染症が起こるのか。人間による無秩序な生態系への侵入や環境破壊によって、動物と人間との距離が縮まり、ウイルスが人間に感染したことが、専門家から指摘されています。利潤を追求するあまり、自然環境に人間が介入して招いた危機という点では、深刻な気候変動(地球温暖化)とも同じ根っこをもっています。経済格差も自然環境も顧みず、資本の利潤を際限なく追求し、生産のために生産するーー『利潤第1主義』を本姓とする資本主義の体制が、コロナ危機でいよいよ鋭く問われているのです」

【日本共産党の大展望ー人類は資本主義を乗り越え、社会主義・共産主義、人間の全面的発展が可能な社会にすすむ】

「日本共産党は資本主義は人類の到達した最後の社会ではない。人類はこの苦しみと矛盾にみちた社会を乗り越えて、その先の社会ーー社会主義・共産主義にすすむことができるという大展望をもっています。未来社会の最大の特徴は、すべての人間の自由で全面的な発展を可能にすることにあります」

~中略~

【人類未踏の道ー困難とともに、はかりしれない豊かな可能性】

「私たちがめざす未来社会は、どこかにモデルとなる国があるわけではありません。発達した資本主義国での社会変革こそが、社会主義・共産主義への大道であり、それは人類にとって誰も歩んだことのない未踏の道だからです。この道は困難も伴いますが、はかりしれない豊かな可能性をもっています」

【資本主義の高度な発展のもとでつくりだされる5つの要素】

「(1)高度な生産力、(2)経済を社会的に規制・管理するしくみ、(3)国民の生活と権利を守るルール、(4)自由と民主主義の諸制度と国民のたたかいの歴史的経験、(5)人間の豊かな個性ーーを未来社会に引き継ぎ、開花させる。これが私たちの展望です」

【旧ソ連の崩壊と中国の困難ーー日本の素晴らしい可能性」

「旧ソ連も、中国も遅れた状態から革命が出発したために、これらの要素が存在せず、革命後も十分につくられることはありませんでした。そのことが、指導部の誤りとも結んで、体制崩壊や困難をもたらしました。しかし、発達した資本主義国である日本が社会主義・共産主義の道に踏み出すなら、こうした国とはまったく違う素晴らしい可能性が開けてくるでしょう。『日本共産党』という私たちの党名には、こうした未来社会をめざす壮大な展望が込められています」

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿