宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「改定綱領ー1年間で発揮された生命力に確信をもって」-2中総志位委員長報告(1)

2020年12月17日 | 未来社会へのプロセス

 15日にの開かれた日本共産党第2回中央委員会報告と結語が、「しんぶん赤旗」17日付に全文掲載されました。

2中総の主題は、第1章で明記されています。「来年4月末までに比例代表で党躍進の確かな土台を築く」です。

 私は、2中総の「(4)改定綱領ー1年間で発揮された生命力に確信をもって」を紹介させていただきたいと思います。

「わが党は第28回党大会で全党の英知を集めて党綱領一部改定を行いました。改定綱領の生命力が、1年間の世界と日本の激動のなかで、鮮やかに発揮されました。改定綱領は、党に新鮮な活力と科学的確信を広げています」

【核兵器禁止条約の発効ー世界の構造変化の力が発揮された】

「核兵器禁止条約の発効を心から歓迎する」

「この間、2017年の国連会議で採択された核兵器禁止条約の批准が50を超え、来年1月22日に発効するという画期的情勢の進展が起こりました。広島・長崎の被爆者をはじめ、『核兵器のない世界』を求める世界の圧倒的多数の政府と市民社会が共同した、壮大な取り組みの歴史的な成果であります」

「日本共産党は、核兵器禁止廃絶を戦後一貫して訴え、その実現のために行動してきた党として、この歴史的条約の発効を心から歓迎するものであります」

【小さな国、途上国が、米国など核保有大国の圧力・干渉をはねのけて批准を進めた】

「改定綱領は、20世紀に起こった世界の構造変化ーー植民地体制の崩壊と100を超える主権国家の誕生によって、21世紀の今日、一握りの大国から、世界のすべての国ぐにと市民社会に国際政治の主役が交代したことを明らかにし、そのあらわれの第1に核兵器禁止条約の成立をあげました。禁止条約の発効をめぐる国際政治の動きのなかにも、世界の構造変化の力がさまざまな形であらわれました」

~ 中略 ~

「米国の核兵器が配備されているベルギー、ドイツ、オランダ、イタリアでも、世論調査で6~7割が核兵器禁止条約署名に賛成する変化が生まれています。今年9月、NATO加盟国と日韓の計22カ国56人の元首脳、国防相・外相経験者が共同書簡を発表し、核兵器が安全保障を強化するという考えは危険で誤りだと強調し、核兵器禁止条約は、『希望の光』だとして参加を各国に呼びかけたことも注目されます」

「唯一の戦争被爆国・日本でこそ、核兵器禁止条約に署名・批准する新しい政権を」

「こうしたもと、新しい世界の本流を見ることができず、これに背を向ける日本政府の惨めな姿がきわだっていいます。日本政府は、核兵器保有国と非保有国の『橋渡し』をすると繰り返していますが、実際の行動は、核保有国の代弁者であり、お先棒担ぎという、恥ずかしい卑劣な役回りを演じています」

「唯一の戦争被爆国・日本でこそ、核兵器禁止条約に署名・批准する新しい政権をつくろうではありませんか。この人類的課題の実現の先頭に立ってきた日本共産党を躍進させようではありませんか。それは世界に衝撃をあたえる平和への巨大な貢献となることは疑いありません」

 


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