宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「『五輪より命が大切』の立場で中止の決断を求め続けるー志位委員長の7月22日の声明

2021年08月01日 | 未来社会へのプロセス

 国内の新型コロナウイルス感染者は7月31日、1万2341人が新たに確認されました。以下、「しんぶん赤旗」8月1日付の報道から紹介させていただきます。

「1日当たりの感染者数が1万人を超えたのは3日連続で、4日続けて過去最多を更新しました。死者は9人。重症者数は667人で、前日から41人増えました」

神奈川県(1580人)では4日連続で最多を更新。大阪府(1040人)は5月8日以来、埼玉県(1036人)は初めて1000人を超えました。この他、千葉(792人)、沖縄(439人)、京都(199人)、静岡(168人)、群馬(136人)、新潟(58人)の各府県も最多でした」

「東京都では4058人の感染が確認されました。1日当たりの新規感染者は初めて4000人を超えました。新規感染者の直近」1週間平均」は前週比217%の2920人。新規感染者を年代別に見ると、20代が1484人で最多。30代887人、40代583人、50代398人と続きました。65歳以上は106人」 

 コロナの感染が急増している中で、五輪は続いています。あらためて、7月22日の志位委員長の「声明」を紹介させていただきます。

「(一)「五輪より命が大切」―この立場から、日本共産党は、今年一月以来、五輪を中止し、コロナ対策にあらゆる力を集中することを求めてきた。五輪の開催が強行さるもとでも、わが党は、命を守ることを最優先にする立場を揺るがず貫き、開会途中でも中止を決断することを求め続ける」

「(二)開催都市東京の感染が、過去最悪ペースで増えるなど、国内の感染はきわめて深刻であり、すでに病床が逼迫し、医療崩壊の危機も差し迫っている。緊急事態宣言を出しながら、それとまったく矛盾する五輪開催に突き進めんだことが、国民への誤ったメッセージとなり、感染を拡大するうえでの重大な障害となっている」

「たとえ『無観客』であっても、選手、大会関係者、警備や輸送、ボランティア、報道関係者など、数十万人にのぼる巨大イベントは、さまざまな場面で感染拡大のリスクを大きく増大させている。すでに選手村内でのアスリートの感染が連日明らかになるなど、『バブル』は穴だらけとなり、『安心・安全の大会』という日本政府、東京都、IOCの言い分は完全に崩壊している」

「世界を見ても、パンデミックは、デルタ株のまん延など深刻化している。そのもとで『世界最大のスポーツの祭典』を開催することが、世界にウイルスを拡散させる一大契機になるとの警告が発せられている」

(3)『多くの人々の命にリスクをもたらしながら、なぜ五輪を開催しなければならないのか』この根本的な問いに、菅首相は、いまだに答えられないままである」

「(4)以上の諸点にてらして、今回の五輪開催が間違いであることはあまりにも明らかである。この間違いは、開会を強行することで、決してあいまいにしたり、なし崩し的に容認したりすることをしてはならないものである。『五輪より命が大切』の立場にたち、中止の決断を」

「思想・信条の違いをこえ、この一点で、力をあわせよう。日本共産党は、命を守ることを最優先にする立場を貫き、国内外の多くの人々と手をたずさえて奮闘する決意である」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿