宮応かつゆきの日本改革ブログ

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38年目ー445回目の平和行動 ”静かな空を、沖縄に連帯”20数名がアピール

2018年01月22日 | 厚木基地と市民運動

 1981年1月の第3日曜日に、神奈川県平和委員会と大和市内の市民運動団体・平和とくらしを守る市民連絡会議が呼びかけて始められた第3日曜平和行動は、38年を迎え、昨日第445回目の行動が取り組まれ、20数名の市民が参加しました。

 この運動は、小さな、ささやかな運動ですが、”継続は力なり”のことわざが示しているように、新たな運動を生み出してきました。その一つが、 100回目を記念して、「かながわピースフェアIN大和まつり」が開催されようになり、毎回大和駅周辺で数千人が参加する「平和の祭典」が続けられいます。 今年は30回の記念の「まつり」となりますが5月の第3日曜日ー5月20日に開催される予定で、準備がはじまっています。

 厚木基地の空母艦載機の爆音を解消する住民のたたかいは、1973年の米空母の横須賀配備からはじまってきました。 1976年には、第1次爆音解消を求める裁判闘争がはじまりました。 昨年は、第5次爆音訴訟が史上最大規模の8千人を超える原告団を組織して継続されています。 私も原告団に参加しています。

 いま、厚木基地は艦載機の岩国移駐が開始されるなかで、新たな事態を迎えているように思います。 政府や自治体は「移駐即爆音軽減」と宣伝していますが、私たちの調査のなかで明らかになってきていることは、このような期待を裏切ることが現実となりつつあるというこです。 もちろん、私たちは、岩国移駐そのものに反対」です。 空母の横須賀母港の撤回を強く求めています。

 今年は、正月3日から艦載機・米軍機の飛行訓練が強行されました。例年は4日からでした。 厚木基地では、岩国基地に移駐した艦載機部隊や三沢基地所属のF16戦闘機がFA18艦載機と合同訓練を行っています。 また、今月に入ってからも、12日から19日までの東富士演習場でのオスプレイの訓練が横田基地を基点に行われましたが、この訓練に参加した、海兵隊部隊が、沖縄から厚木基地に空輸され、バスで東富士に移動して訓練を行っていたことが確認されています。

 沖縄で事故を繰り返している米軍機が、厚木や横田、東富士での演習を繰り返していることは、沖縄のことは、神奈川のこと、首都圏の現実になりかねない事態でもあります。 北朝鮮の暴挙を最大限に利用して米軍が危険な訓練を繰り返し、事故を頻発させています。 しかし、もまともな抗議をしない安倍政権。 そのもとで日米の合同訓練が日常化し、戦争態勢がつくられつつあります。

 米軍基地のある地元から、安倍政権の憲法改悪を許さないたたかいを広げ、市民の安全な生活を守る声を、挙げ続けていきます。


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