宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

ロシア革命と日本の未来社会論(1)

2017年12月14日 | 未来社会へのプロセス

 11日、志位和夫委員長を迎え横浜で「これからの日本共産党と”市民と野党の共闘”の展望」が開かれました。大和からも2人が参加しました。21日に参加者の感想を聞く会を開く予定です。

 「つどい」では、参加者から「共産主義というと旧ソ連や中国を連想する。共産党のめざす未来社会とは?」と問われ、志位氏は「旧ソ連の人間抑圧型社会とは全く無縁であり、いまの中国のような1党独裁制もとらない」と明言し、「私たちのめざす未来社会の最大の特質は、すべての人間の自由で全面的は発展を保障する社会でであることです」と語りました。(「しんぶん赤旗」13日付)

 こうした疑問は、今度の選挙でもいろんな方々から寄せられました。引き続きさまざまなかたちで疑問を解消し、「積極的な支持者」になっていただく努力が必要であることが党自身の重要な課題となっています。

 旧ソ連について、「どう見るのか」つついて、大事なことは、レーニンが主導した時期とレーニン死後、ソ連の指導者となったスターリンとその後継者たちの行った「対外には、多民族への侵略と抑圧という覇権主義の道、国内的には、国民から自由と民主主義を奪い、勤労人民を抑圧する官僚主義・専制主義の道」(日本共産党綱領)を区別して見ることを私たちは基本にしています。

 「しんぶん赤旗」は11月7日、 「ロシア革命100年と社会主義を考える」特集記事を掲載しました。お読みになっている方も多いと思いますが、党内外で改めて討論の参考にしていきたいと思います。私たちも今月22日に新入党者の要望がり、このテーマで学習会をひらくことにしています。

 同記事は、「ロシア革命の起きた20世紀初めの世界は『資本主義が世界を支配する唯一の体制とされた時代」(党綱領)でした。世界中の圧倒的地域を植民地として支配していた英、仏、独、露などの『列強』はその再分割をめぐって第1次世界大戦(1914~18年)を引き起こしました」

「こうしたなか、皇帝(ツァ―リ】による専制体制が敷かれていたロシアでは、『平和とパン』を求める国民の要求が高まり。1917年3月(旧暦2月)首都ペテログラード(現サンクトぺテルブルク)で労働者のデモが起き、これをきっかけに帝政が崩壊、臨時政府が樹立されました(「2月革命」)」

「しかし、臨時政府は戦争を継続したため、即時講和・食糧・土地を求める労働者・農民の運動の高まりの中で、レーニン(1970~1924年)が率いるボリシェビキ(ロシア社会民主労働党内の革命派)の指導のもとで労働者・兵士らが11月7日(旧暦10月)武装蜂起して臨時政府を打倒。労働者・兵士・農民ソビエト(ロシア語で『会議』の意)が権力を握りました」

(つづく)

 


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