i氏の海外生活体験記

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推計人口はあくまで推計

2016-01-14 11:02:40 | 川内グランドデザイン
1/14東奥日報WEBで伝えておりました。

-16市町村人口、推計上回る/15年国調速報-

 県が2015年12月に発表した国勢調査結果速報(同年10月1日現在)と、国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が13年に公表した15年時点の将来推計人口を比較したところ、社人研が示した推計人口を県内16市町村が最大5.9%上回ったことが分かった。人口減少の流れ自体は続いているため、県・市町村の関係者とも満足はしていないが、地方版総合戦略などで定めた人口減少対策に取り組み、今後も確実に推計から上振れさせていく構えだ。

-引用終わり-

地域で推計がぶれるのは当然ですが、重要なのは要因は何なのか検証する事ですね。人口減の構造的な要因は出生率の低下のはずですが、アベノミクスが届かないとか原発が動いていないだとかごちゃ混ぜに考えるのは多分間違いでしょう。

つまり人口の自然増減と転出入移動は分けて分析する必要があると思いますね。

昨日の西通りフォーラムメンバーでも「いきなり移住促進はハードルが高いですね。先ず一度訪問して、気に入れば2回3回リピーターになって、それから住んでみてもいいかなと判断するでしょう?」と会話していました。

地方総合戦略で私は移住対策や企業誘致にあまり期待していません。それよりも今の高校生がどれだけ地元周辺に留まれるか、あるいはUターンしてくれるか、そんな地元戦略を考えた方が建設的だと思います。

フォーラムでも地元戦略にあがってくるのは「無いモノねだりではなく、有るモノさがし」です。地元に有るモノを極める、研究する、利活用する、ですね。

情報発信の工夫の話もしました。例に出したのはあの中国美女「お助けモンちゃん」です。動画で1700万回のアクセスを記録するまで広がりました。多分聞いていた高校生も何かやってくれるでしょう。


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