i氏の海外生活体験記

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市議会だよりのコツ

2014-10-21 15:19:00 | 一般
10/21河北新報WEBで伝えておりました。

-市議会だよりを「ヘンシーン」!-

みなさんは、地元市町村の「議会だより」を読んでいますか?漢字や数字、行政用語が多く、少々取っつきにくい感があるかもしれません。そんな中、「議会だよりを、もっと読まれるメディアにしたい」と、岩手県大船渡市の市議7人が10月20日、河北新報社を訪れ、「おおふなと市議会だより」の作り方のコツを学びました。

 市議のみなさんは、「おおふなと市議会だより」の編集メンバー。事前に市議会だよりをいただいたので、私はそれを「教材」として、新聞社の目線で、記事の書き方や、紙面構成のチェックをしました。

 記事の書き方で気になったのは、議会の質問文書や答弁書をそのまま写したような、話し言葉での表記が多かったことです。「~については」「~においては」「~とすることとして」など。同じ表現を繰り返している記事も目立ちました。

 これらは、省略しても意味が通じる場合がほとんどです。議会だよりに掲載している文章をいくつか取り上げて、
話し言葉から書き言葉への「公開添削」を行いました。議員さんは「確かに、こっちの方がわかりやすい」などと話していました。

 全体の紙面構成で気になったのは、多くの情報はあるが、面白さを感じないこと。議決した議案や、議会活動の一覧はあるのですが、見せ方にメリハリがないため、どの議案が重要なのか、全会一致か賛成多数か、読者はよく分かりません。当初予算案の質疑が掲載されていないなど、議論の過程がみえにくい点も残念でした。

 そこで私は、「議会だよりは、情報をすべて網羅するタイプと、情報を取捨選択し、読者の関心が高いものを大きく扱うタイプに分かれます。読者に読まれるのは、読者の目線で、情報を編集した後者です。編集力は大切です」とアドバイスをしました。

 議員の方々も、そのあたりの問題意識はありましたので、私からは「1ページの特集コーナーをつくって、市民に知ってほしいこと、お知らせしたいことを、みなさんで編集してみては」と提言しました。

 議員さんからは、編集後記の書き方や、マンネリにならない見せ方、新聞業界に関することまで、幅広い質問が出されました。最後に、編集局を視察して、紙面制作の雰囲気を感じていただきました。

市議会だよりのブラッシュアップ、期待していますよ!

-引用終わり-

これはどうも新聞記者の方が講師になり議員にアドバイスをした、ということですね。

むつ市でも確か「議会だより」という話が出ていましたよね。議会説明会の時だったでしょうか。私は初めて説明会を開催したことは評価しますが、市民の参加募集や説明の仕方に大分課題があるのではないか、と思いました。

ところでNEXT50の事を聞いたのに議事録にその文字は有りませんでしたね。集落消滅の事を優先でNEXT50は省略したのだと思いますが、ちょっと残念でした。

いま青森市でも選挙に入りましたが、青森市の課題に対する議論のベクトルが市長サイドと合っていないと感じます。以前もブログで書きましたが、あちこちで市民も交えた「選挙カフェ」みたいなものを臨時で設置して話し合いの場を増やしたら良いと思います。

一方、立候補議員へのインタビューを動画で公開する若手グループも現れました。時代は明らかにこっちの方向ですね。私は前回の東京都知事選挙の家入候補の選挙活動の方法に注目していました。良し悪しはありますが、ネット選挙の可能性を教えてくれましたね。

今後むつ市でも何かしら新しい試みがなされていくことを希望します。

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