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再エネ受け入れ中断は突発か

2014-10-01 12:21:58 | あおもり
10/1東奥日報WEBで伝えておりました。

-再生エネ「投資済み、撤退できぬ…」電力各社受け入れ中断で事業者に困惑/青森県内-

 東北電力が30日、再生可能エネルギーの電力を新たに買い取る契約手続きを中断すると発表したことに、県内の再生可能エネルギー事業者は「既に設備投資しており、撤退もできない」などと困惑している。

 青森市の建設業「丸喜齋藤組」は同市にメガソーラー(大規模太陽光発電施設)を建設。施設はほぼ完成し、来月にも送電開始できる状態にあるだけに、齋藤義則社長は「3億円のプロジェクト。いまさら撤退できるわけではない。急に決められては困る」と憤りを隠さない。同社は今後、東北地方の7~8カ所で太陽光発電事業を予定していたが、今回の手続き中断により計画見直しの必要があるという。

 県南地域に、鶏ふんを活用したバイオマス発電の事業化を検討している階上町のエネルギーコンサルタント業「eL(エル)・パワー」の毛利邦彦専務は「鶏ふんによるバイオマス発電は、一日を通して安定的に発電できる良質の電源。風力発電などの自然変動電源と同列に扱うことに異和感を覚える」 と語る。
 
 八戸市のNPO法人「グリーンシティ」の富岡敏夫理事長は「再生可能エネルギーの導入を検討している事業者を萎縮させる。残念だ」と述べた。自身が代表を務める「はしかみ未来エナジーパーク」が進める階上町内のメガソーラーについては「電力側から了承を得ており問題ないと思うが、今後、新施設を設置できなくなるのでは」と困惑した様子だ。
 
 県エネルギー開発振興課の関博課長は「国の方針として再生可能エネルギーの普及を進めてきた経緯がある。新エネルギー事業者は既にかなりの投資をしているので、東北電力は受け入れ可能性をしっかりと検討してほしい」と語った。

-引用終わり-

これはおかしい、と皆さんお思いでしょう。契約手続きを中断するとは・・・。折角の地元企業による地産地消での活性化の動きも踏みにじる行為ですよね。どうも電力事業者は再生エネが嫌いでしょうがないようです。

大規模再生エネ事業は計画を進めるうえで電力事業者と協議するので再生エネの開発状況は事前に把握しているはずですよね。予想が付かず急に中断などはありえません。少なくとも停電の危険性があるのなら、事前に段階的に調整できるのではないか、とシロウトは思いますね。

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