goo blog サービス終了のお知らせ 

プレミアムMSX

MSXパソコンのプレミアなブログ&MSXノベルソフトウェア「県立UKITAのrinkaさん」のブログ。

正解は、MSXソフト「モウルパニック」です!!

2016年01月02日 08時27分08秒 | ソフト並べ
 ジャジャ~~ン!!2016年最初のMSXソフト紹介は、東芝から発売されたMSXカセットテープソフト「モールパニック」です!

 いやあ、まさか現存しているとは思いませんでした。

 この「モウルパニック」というソフト、名前自体を聞いたことがある方のほうが少ないかもしれません。1983年に「東芝」から発売されました。定価3000円です。

 ご存知の方も含めて、少し「東芝」のパソコンについての昔話にお付き合いを。

 パソコン黎明期の1981年に東芝は「パソピア」という自社パソコンブランドを立ち上げました。そして2年後の1983年に各機能等を強化した後継機「パソピア7」を発売いたしました。しかし、「NEC(PC6001,PC8001)」「富士通(FM7)」「シャープ(X1)」の3強が存在した時代でしたので、「主役」に躍り出るには至りませんでした。そこへ来て、「MSX構想」が明らかになり、東芝としても「MSX陣営」に参入したわけです。しかし、「パソピア」という自社ブランドを捨てきれず、東芝が発売したMSX本体は「パソピアIQ」シリーズとして続いていきました。(なので、「パソピア7」とMSX「パソピアIQ」には互換性は無いのですが、まぎらわしい状態であったのは確かです。)

 そして、「パソピア7」で発売されていたソフトが「MSX」にも移植されました。「立之(たつの)システムリサーチ」というところから発売された数本のうちの1本が、この「モウルパニック」なのです。ところが、なぜかこのソフトは「MSXマガジン」での紹介が全くありませんでした。「東芝」の広告ページに名前が出ているだけという、「ゲーム画面」すらMSX界で紹介されていないというものでした。

 さらに、MSX2以降では動作しないという、いわゆるアレなソフトなため、MSXの進歩に取り残されてしまったのです。当然ながら、MSX2+である「ソニーF1XV」でも動作しないわけです。ですから、持っていたMSXユーザーは東芝の「パソピアIQ」を持っていた方に基本的には限定されたわけです。カセットテープ自体にも「パソピアIQ」の文字が入っております。通常のMSXソフトでは、コレはありえない話です。

 というわけで、今回は「ゲーム画面」をお見せするまでは至りませんでしたが、「パソピアIQ」のMSXも持っておりますので、折を見て公開したいと思っております。しばし、お待ちください。

 
 なお、正解者は「0人」でした。まあ、当たらないでしょう。これは。

 最後に。本年も「プレミアムMSX」をどうぞ、ヨロシク!!


最新の画像もっと見る

3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (lol)
2016-03-13 14:03:44
これやってました当時
裏ワザとして、はしご上でも埋めたり、穴掘れます(左右にキーを入れれば)
臨場感のある、良ゲームと思います
返信する
Re:Unknown (junior7777)
2016-03-14 12:43:28
おおっ!プレイヤー現る!しかも、裏ワザ情報まで戴きましてありがとうございます。ということは、東芝パソピアユーザーだったということですね。そんなMSX、今もお持ちでしょうかね。
返信する
検索してみたら (t)
2017-11-02 03:10:52
マーズパニック、パソピアで検索後、モールパニック、パソピアでヒットしました笑
「モール」じゃなくて「モウル」なんですね!

久々に遊んでみたいけど、現代のWindowsで何とかならないかな笑
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。