じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「今そこにある危機」を観た

2018-01-23 00:51:17 | Weblog
☆ 映画「今そこにある危機」(1994年)を観た。原題は「Clear and Present Danger(直訳すると、明白かつ現在の危機)」なので、苦労の末の邦題ではないかと思う。

☆ 基本的人権の中でも最も重視されなければならない表現の自由。それを制限するには「明白かつ現在の危機」がなければならないというアメリカでの法執行の規準ということか。

☆ 難しい意味は別として、作品はコロンビアの麻薬カルテルと合衆国政財界の癒着にハリソン・フォード演じるジャック・ライアンCIA副長官代理が戦いを挑む話。西部劇の現代版というところか。

☆ 隠ぺいを目論むホワイトハウスとそれを暴露しようとするライアン博士。政治ゲームの犠牲となった兵士や無実の人々のことを想い怒りに燃える彼とそれをなだめようとする大統領の対決は見ものだ。

☆ 特定秘密法や共謀罪が成立し、日本でもじわりじわりと基本的人権が囲い込まれている。それにマスメディアの自主規制だ。やがてネットの世界も「明白かつ現在の危機」を理由に規制されていくのか。
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