じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

音楽のちから

2006-08-12 17:29:01 | Weblog
★ NHK教育テレビで「音楽のちから」という番組をみた。再放送だそうだが、なかなか面白かった。

★ 今回は「声」「息」がテーマとかで、モンゴルのホーミー、アルプスのヨーデル、インドの歌、人間パーカッションなど民族音楽を垣間見た。

★ ホーミーというのは不思議な音楽だね。初めてホーミーのことを知ったのは「探偵ナイトスクープ」で、ホーミーの好きな青年がホーミーを体験するといった話だった。それからはCMなどでも取り上げられるようになったけれど、声自体は日本の浪曲にも通じるものがあるのかな。

★ インドの歌といえば女性の甲高い声が印象的だが、今回は男性歌手が取り上げられていた。その歌手の「だみ声」を聞いて、nobodyknows+の歌やバナナの叩き売りの口上に通じるものがあるなと思った。

★ 以前に、中国の民謡を聴いて、日本の「南部牛追い唄」に似ているなぁと感じた事があるけれど、世界の音楽にはどこか共通したものがあるのかもしれない。

★ 話は広がるけれど、民族音楽というのは面白い。ケルトの音楽は癒しの音楽として有名になったけれど、日本人の心情に響くものがあるなぁ。「蛍の光」や「グリーンスリーブス」もアイルランドやスコットランド方面の音楽だったかな。そういえば、バグパイプと笙は似てなくもないか。

★ ヨーロッパの宗教音楽もいいねぇ。グレゴリオ聖歌など男性コーラスの魅力満点だ。寒々とした教会の雰囲気が伝わってくるけれど、清浄な気分になる。そうだグレゴリオ聖歌か「グレゴリアン」を聴きながら「ダヴィンチコード」を読んでもいいかな。

★ サイモンとガーファンクルの「スカボロフェア」は宗教音楽の「詠唱」をアレンジしているんだよね。

★ 中近東の音楽では、昔「なるほど・ザ・ワールド」で取り上げられていたトルコの軍楽隊の行進曲が印象的だ。日本の官軍の「ピーヒャラ・ピッ・ピッ・ピ」と並び、西洋音楽とは一風変わった行進曲だと思う。「ダルスウーダラ」だったけ、黒澤監督の映画の題名みたいだけれど、異国情緒があっていいね。

★ イスラムの音楽も独特の魅力がある。インドの「カッワーリ」もどことなく懐かしい響きがある。チベットの僧侶のコーラスと天台声明には似たような響きがあるように思う。こう考えてくると、宗教と音楽の結びつきは濃厚だね。

★ 歌い方、発声法としては、今みたいにマイクといった音響機器がない時代だから、遠くまで明確に声が聞こえるようなものになったのだろうね。
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