じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

瀬戸際

2017-07-30 10:05:44 | Weblog
☆ 北朝鮮のミサイル技術が向上している。アメリカ本土が射程に入ったそうだ。

☆ 立場を変えれば、アメリカは北朝鮮どころか、ほぼ世界中を核攻撃できる能力があると思うが。

☆ 1962年10月から11月にかけて、ソ連がキューバに核ミサイルを配備しようとした。米ソ冷戦下だけに、全面核戦争まで一触即発の状態だったという。

☆ アメリカはケネディ大統領、ソ連はフルシチョフ書記長。結局ソ連がミサイル配備を見送り、核戦争は避けられた。SF小説の「渚にて」や「猿の惑星」が現実味を帯びた時代だった。


☆ 現在、北朝鮮の挑発が続く。夏の食糧不足を何とかしようという思惑か。アメリカを交渉のテーブルにつかせるための危険なメッセージか。

☆ 対するアメリカ、トランプ大統領の支持率は30%まで下落している。ここは国民の不満を外に向けさせ、強いリーダーシップを演出するために、軍事作戦を始めるのではなかろうか。

☆ 同盟国には同じく支持率が急落している日本という国がある。

☆ 「北朝鮮危機」という状況。もはやシナリオはできているのかも。

☆ ただ、ロケットを飛ばすだけなら日本だってやっている。核弾頭を搭載すれば話は別だが。攻撃をするには大義名分が必要だ。得をしない戦争を世論が支持するか。中国やロシアは黙認するか。

☆ イラク戦争のように「大量破壊兵器がある」と因縁をつけるか。


☆ 「戦争は外交の延長だ」(クラウゼヴィッツ「戦争論」1832年)と言った人がいた。その時代と今日では戦争のあり方が大きく変わった。為政者の一瞬の過ちは全人類の脅威にもなりうる。危険な賭けだ。

☆ 遠からずアメリカは動くだろう。落としどころを決めて行動してほしい。脅威をなくすために焦土となったのでは、意味がない。  
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