じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

連城三紀彦「夜の自画像」

2022-03-11 15:26:16 | Weblog
★ 高校入試が終わり、束の間の静かな時間が流れている。

★ ドラマ「ピカード」の新シーズンが始まった。映画「蜜月」は監督の問題から公開が延期だとか。主人公は佐津川愛美さん。佐津川さんと言えば「孤独のグルメ」第2シーズンでタイ料理店のウエイトレスが印象的だ。

★ 佐津川さんつながりで、辻村深月さん原作のドラマ「鍵のない夢を見る」から「仁志野町の泥棒」を観た。ある転校生の母親に盗癖があり、それに翻弄される子どもたちが描かれていた。

★ NHK「100分de名著」、今月は、「エドガー・アラン・ポー」スペシャルだ。100年を生き延びた作品はさすがに面白い。

★ 日本推理作家協会編「ミステリー傑作選 ブラフ」(講談社文庫)から、折原一さんの「音の正体」と連城三紀彦さんの「夜の自画像」を読んだ。

★ 「音の正体」は集合住宅を舞台に、2つの事件が同時進行で起こる。おぞましい事件だが、同時進行のトリックに、はまる。

★ 「夜の自画像」は、連城さんの雅な文章が映える。画商の父親と彼が育てた若手画家。二人に諍いが起こり、殺人事件に発展する。息子はその光景をのぞき窓から見ていた。どちらが加害者で、どちらが被害者なのか。そして二人の諍いの原因は。少々込み入った話になっているが、映像が浮かぶ作品だった。

★ さて、この週末、確定申告を仕上げてしまおう。すぐに春期講座が始まる。
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