JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

TS-950SD 修理

2016-05-01 | Weblog
「送信が出来ない」 と言う TS-950SD を購入。
定価10万円台のトランシーバーなら、不動作品は割と安く買えますが
このクラスの昔の高級機は不動作品でも結構なお値段です。
でも、無理をして買ってしまうこの悪い癖.....

送信が出来ないって事は、ファイナルが飛んでいる?
もしそうだったら、RCAでリアパネルに出ているドライブ出力を
増幅して、10W~100Wのリニアを作って遊ぶかなど色々考えておりました。
考えているだけでは、前に進まないので、早速作業開始。

通電して確認すると、TXランプが点灯せず、送信になっていない感じ。
もしかして、制御系がNGでファイナルは生きているかも。
期待大!


色々ゴソゴソやっていると、送信出来るようになりました。
あれ?

コネクタの接触不良のようです。
パワーコントロールを最小にしていたので、ジワっと上げてゆくと、
外付けのパワーメーターは110W程度を示しています。
ファイナルは生きている!

ふと、無線機のパワー表示を見ると180W位を示しています。
何、何????

1.9MHzから28MHzまで各バンドでデータを取って見たのですが
どのバンドも無線機のメーターは盛大に大盤振る舞い....
前オーナーがパワーを上げようと、VRを回したのか?
残念ながら回したボリュームは、パワー検出してメーターをどれ位振らせるかと
言うVRで、パワー調整は別のVRです。
実際のパワーと、無線機のパワー表示が合うように調整しました。

受信感度はSGから信号を入れて確認しましたが、どのバンドも
問題なし。
ダミー相手に、しばらく送信不良が出ないか監視しながら
次の無線機の修理です。

IC-780 、 TS-950SD と昔の高級機を修理しましたが
まだ他にも購入した修理待ちの重量物があります。
とにかく重い!
基板が裏面にあると、これをひっくり返すのかとため息が出ます。


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