JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

FT-221 修理 その2

2018-12-02 | Weblog
FT-221 の修理の続きです。

9月23日のBLOGで書いたFT-221ですが、FMの交信を受信しながらSメーターを見ていると
SSBの時の様に音声の強弱で振れが変わっています。
SGからの信号だと、信号強度が一定なので気づきませんでした。


周波数関係の調整も行っているし、何だろう?と色々回路図を眺めながら
考えていると、思い出しました。
1箇所調整したい所があったのですが、回路図に固定コンデンサが書かれており
実装部品もその通りで、ここがズレたらどうするんだろう?と思ってそのままに
していた部分があったのでした。
測定してみると、見事にズレており、これではフィルターの通過帯域の中心からハズレています。

さあ、どうする。

ここは固定コンデンサをトリマにするしかないでしょう。
新しいうちは、固定コンデンサでもドンピシャとは言わないまでも
フィルターの中心付近で発振してくれていたんでしょうけど
もう何十年も経過すると、いつまでもそうは行かないでしょうね。

部品を交換して、以前製作した片面のExtender Boardを使って
かさ上げをして調整します。
トリマだけではうまい具合に調整できないので、固定コンデンサも追加して
トリマの中心で希望周波数に追い込めるようにしました。



ここでアンテナを繋いで、交信している局を探しますが、やはり見つかりません。
昔なら出る所が無いくらいいたのですが、この重たいFT-221のVFOを
ぐるぐる回していくら探しても誰も出ていません。
仕方ないので、ハンディー機の設定を最小パワーにセットして横で送信。
音声を入れながらSメーターの振れ方を確認します。
SSBのようなSメーターの動きではなく、FMでの動作に戻っておりました。

やっと終わりが見えたかと思いましたが、残念ながら違う不具合を発見。
UNLOCKがある条件で発生します。
あー、まだ終わらない。来週に持越しです。
いつになったらケースを元に戻せるか......






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