先週から始めた、エンコーダーの不具合の対処ですが
やっと納得の行くプログラムが出来上がりましたので
実際に実装するICに書き込んでみました。
DX-70Gと思っていたのですが、全バンド10WタイプのDX-70Sでした。
先週の画像の試験装置ですが、さすがにこの状態では実装できませんので。
これが実装するIC。プログラムを書き込みました。
どうやって半田付けするのか?
こうなりました。
既設のICの上にICが乗っていますが、多分分からないと思います。
両面テープやボンドでは無く、ちゃんと振動に耐えられるように
半田付けされています。
電源 ON!
動作バッチリ。
電源OFF。再び電源ON。よしよし、電源OFF/ON後の空回りも
解消して、使い心地はまともに動作していた頃のDX-70Sと
変わりありません。
以前から考えていた改造がやっと出来上がりました。
よく考えてみると、このエンコーダーの機能の名称は
「MULTI FUNCTION」
で、バンド切り替えスイッチではないようです。
セットモードで機能の切り替えに使ったり、ゼネカバで周波数の設定をしたり
メモリーチャンネルを設定したりと多機能なようで、これが使えないと困る
重要なエンコーダーのようです。
マイクのUP/DOWNスイッチで代用できるようですが、マイクと本体との
行ったり来たりの操作では、やはり使い勝手が悪いですから。
この手の小型の機種の 「1ボタン多機能」 は覚え切れず、昔ながらの
「1ボタン1機能」 の機種で免許を頂いておりますので、棚の飾り状態でした。
久しぶりに引っ張り出して来て、動くかな?なんてやると今回のような
交換部品がありませんなんて頭を悩ませる事態になるんです。
もう一台、DX-70Gがありますので、同じように改造出来るかやってみましょう。
DX-70G、DX-70H、DX-70SではHFと50MHzのパワーが違う位の認識しかありませんが
まさか、ごっそり回路が違うなんてこと無いでしょうね.....
さっそくDX-70Gも分解してみましょうか。