K1-4が完成しました。
使い勝手は正直言うと、良くはないです。
色々な設定は、「MENU」から入ります。この無線機がメインで、毎日使っていてる方は、
どこに何の設定があると頭に入っているでしょうが、たまにしか使わないのだったら
どこに何があるのか忘れてしまいます。
最近の無線機だったら同じだよ!と、言われそうですが、押しボタンスイッチが6個
しかないから、たとえばパワーを替えるのも「MENU」から、ノイズブランカーを
ON,OFFさせるのも「MENU」から、とにかく一発で変更できるものが限られています。
さらに、チョイ押し、長押し とさっぱり分かりません。常にマニュアルをそばに置いておく
必要があります。
固定機になれているので、そう感じるのかも。FT-857,IC-706ユーザーだったら
すんなり受け入れられるのかも知れません。
また、今どのバンドにいるのか、さっぱり分かりません。
BANDボタンを押せば、今どのバンドかはLCDで表示してくれます。
押さなければ自分の記憶意に頼るのみ。
MIZUHO社のピコシリーズのような1バンド仕様であれば、KHzだけの表示で良いでしょうが
4バンドだったら、LCDの左にLEDを4つ並べて一番上が点灯していたら7MHz,その下なら
10MHzのようにEDを点灯させてくれるなどの工夫が欲しかったですね。
超低消費電力が売りだから、LEDなんて点灯すると5mAは消費電流が増えると言えば
そうなんですけどね。
一番の難点は、VFOが多回転VRである事。
VFOと言えば、バリコンですよね。今では大量に入手するのが
難しいでしょうから、バリキャップに可変抵抗は分かりますが、あの多回転ボリュームを
回転させる時の「シュルシュル」と言う音が気になって仕方ありません。手にも伝わってきますし、
ヘッドホンを掛けずにスピーカーで聞いていると受信音とともに、「シュルシュル」
が聞こえてきます。
しばらく受信を楽しんで見て、改めてレポートします。