あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

食料高騰は悪い事ばかりではない

2008年09月27日 15時52分08秒 | 国際
食糧価格高騰が思わぬ恵みに、貧困国ウガンダで活況を呈する農業
http://www.afpbb.com/article/economy/2511495/3264517

 今日は小ネタを2つ程。

 記事の要点を紹介すると、

・WFPは、援助用食糧をアメリカからの輸入を減らし、ウガンダから60%以上購入する事にした。

 というニュースだ。アフリカ版・地産池消である。
 こーゆーニュースを流してくれるAFPは本当に良質なメディアだなぁと思う。
 原油高は、こんな恩恵ももたらしていたという話。

 以前、アフリカの農産物についてはちょぼちょぼと小耳に挟んだ事があった。
 中国産の野菜等の安全性の問題で、安く、農薬等が貧困から購入できない故に、安全性が高いアフリカ産農産物が人気になりつつあるというものだった。

 しかし、昨今の輸送費の高騰により、アフリカ産の野菜の話は次第にフェードアウトしていた。
 それが、地産地消できる方向に転換していたとは。少々驚いた。これはまさにウルトラC。

 そりゃまあ、WFPも土地のものを買ってその場で売れれば流通費は節減できるし、ウガンダの食物自体、驚くほど安いし。
 その、驚くほど安い食料にしても、ウガンダの人にとっては高給で買い取ってもらっていると思えるものなのだから、いい事ずくめだろう。

 損をするのはWFPのお得意様だったアメリカのみ。多分アメリカが儲ける仕組みの1つだっただろうに…。
 WFPは国連の機関だから、最大出資国はアメリカなのに、何故このような状態になっているのだろうか。

 まあ、石油の暴落とか、急に襲い掛かってきた金融恐慌で計算が狂ったんだろうな。
 アメリカがオタオタしている今が、金の羽を拾う最高のチャンスなのだと思う。

 …とか日本国内にいると、あんまり感じないんだよなぁ。
 イギリスとかアメリカとか中国とかロシアとか韓国とかタイとかベトナムとか、破綻しそうなところは山ほどあるんだけど。

 まあ、金の羽を撒き散らしながら堕ちていく人達の隣で、その金の羽を拾っちゃうと、なんだか鉄火場に自分も出て行かなければならないような気がするんだけどね…。

 俺が、資産運用に復帰できるのは、多分数年先になるだろうな。
 子供の学費とか医療費とか、最低限の貯蓄をした上でなければ、余剰資金でなければ資産運用なぞしてはいけないと思っているから。

 今、アレに参加できない俺は、不良債権問題でリスク買いできず、サブプライムショックがたまたま最小限だった日本みたいなもので、結果オーライなのか、それとも金儲けのチャンスをフイにしているのか…。

 今激しく割安感が漂っている株とかを持っておきたいんだけどな…。


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