あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

ロングテールSEOとAKB

2012年06月08日 23時46分46秒 | サイエンス
 いつも俺は人に、「真髄」の話をする。

 実力がそこそこあるITエンジニアなら誰でもそうだと思うが、俺は基本的にどんなプログラム言語でも使う自信がある。
 キャリアもそろそろ20年近くになると、細かい違いのモノを含めるならば、使った言語の数が3桁に届く人だって、そんなに珍しくないのではなかろうか。

 なんでそんな事ができるのかと言うと。
 プログラミングの基本というものをちゃんと知っているからだ。

「あのプログラム言語でこんな事ができた。これってどんなプログラムでも必須っぽい。同じような命令とか、このプログラム言語でもあるに違いない」

 とか言う思考ができるので、手探りでやるしかないプログラミング初心者とは雲泥の差の速度で言語の習得が可能なんだよね。

 似たような話はどんな分野にもあって、俺はこれを「真髄」だと思っているのだ。
 プログラミングで言えば、「どんな言語にも絶対に存在せざるを得ないアルゴリズムをひと通り知っている」と言ったところだろうか。

 それに絡めて、この業界の人は、「最小の労力で最大の効果を得る」事に対して、それなりにこだわりがあるように思う。

 で、その辺りの連中が編み出した考え方が、ロングテールSEOってので。
 SEOってのは、要するに「ぐぐった時の検索結果がいかに先頭に近い位置にくるか」ってのを追求する事で。
 その「ロングテールSEO」ってのは、複数の言語の組み合わせで、如何に検索結果の先頭に持ってくるかってのを追求する事なんだな。

 例えば。
「仮面ライダーフォーゼ」で検索トップに来ると1日で1万ヒットするサイトと、
「仮面ライダーフォーゼ」と「フォーゼドライバー」で1日5千ヒットするサイトがあって、両方共にフォーゼドライバーのアフィリエイトが貼ってあるとする。
 すると、アクセス数では負けてるのに、アフィの売上で後者が勝るという現象が発生しうるわけだ。

 この、「効率よく稼ぐ」というキーワードは、実は最近、顕著に見かけるようになった。スマホの確変ガチャシステムもそうだし、AKBの総選挙絡みのシングル売り上げもそうだ。
 熱狂的な一部のマニアから、金を巻き上げるシステム。
 万人受けよりも効率がいいという考え方。

【話題】37才男性 AKBのCDを480枚買ったことが妻にバレて離婚寸前
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1339139733/

 今の時代の考え方の最先端。そんな感じがするのだ。
 ITの世界の考え方特有のものかなぁと思っていたのだが、最近のAKB商法といい、リアルでの浸透度合いが激しいような気がする。
 そんなわけで。俺はステマ同様、AKBとかロングテールSEOを否定する気はないんだけど…。

 こんなのが横行する時代っつーのは嫌だなぁと。

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