あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

エボラ出血熱がアウトブレイク

2014年07月31日 22時19分22秒 | サイエンス
 昨日、嫁さんに最近流行しているエボラ出血熱の話題を投げてみた。

 すると、意外な事だったんだが、嫁さんが知らなかった。医療関係者とは思えなかった。

 今回のエボラ出血熱の出現は今年2月。3月下旬頃から「エボラ出血熱に似た謎の感染症が…」的な記事が散見されはじめ、4月頃から日本の海外安全情報のサイトにも載るようになってきた。俺のウォッチはこの辺りからなんだが、日に日に感染者数が拡大し、感染者数は現時点で1000人を超え、死亡は660人に達している。
 2012年までの累計死者数は1590人なので、今回の感染拡大が文句なしで史上最大規模である事がわかる。

 そして、感染者は西アジアにとどまらず…。とうとうアメリカ人の死者が。

【CNN】エボラ出血熱で初の米国人死者 帰国途上で発症
http://www.cnn.co.jp/world/35051588.html

 ちなみにお亡くなりになったのはナイジェリアの隔離病棟。もう少し潜伏期間が長ければ、アメリカでの死亡となっていたはずである。エボラ出血熱は体液および血液の接触感染だが、同機の隣に座っていた人は大丈夫だったんだろうか…。

 さらに、先日香港でも感染疑いが出た。

【海外反応】エボラ出血熱が香港に上陸!?
http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51870342.html

 ケニア旅行中との事だったので、エボラ出血熱確定でない事を祈りたいが…。
 ああ。ケニアはアフリカの東海岸である。だから多分問題ないのだけどな。

 エボラ出血熱の感染範囲は現在のところ、ギニア・リベリア・シエラレオネの3ヶ国だったが、上記のアメリカ人がナイジェリアに持ち込んだ。彼周辺に同乗していた59人にはかなりの感染リスクがあるそうなんだが、行方が特定できない人もいるのだそうだ。

 以上が、現在までのエボラ出血熱アウトブレイク騒ぎの状況である。

 潜伏期間はWikiによると7日とされているが、ちゃんとした資料で確認すると2~21日とあり、かなり潜伏期間に幅がある。今回のエボラ出血熱は、潜伏期間が長く、死亡率も従来の90%弱とちがってかなり低く、アウトブレイクしやすいという話があるが、今のところ従来のエボラ出血熱との違いが確認できず、デマではないかと考えている。

 WHOは今のところ、感染が拡大しているものの、「制御可能範囲内」としているようだが…。ちょっと目が離せない状況になってきているように思うな…。

 全世界的アウトブレイクの前駆症状ってのは、最初旅行者の小規模な感染から始まるんだよなぁ…。

P.S

【AFP】エボラ熱の拡大、欧州やアジアで警戒強まる
http://www.afpbb.com/articles/-/3021908

香港(Hong Kong)では、アフリカから到着した女性が発熱や嘔吐(おうと)といったエボラ出血熱に似た症状を示したが、検査結果は陰性だった。だが、香港の保健当局は、ギニア、シエラレオネ、リベリアからの渡航者で発熱などの症状を示す患者には、予防手段として隔離措置を取ると発表した。

 香港の例は陰性が確定。

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