今年の遠野郷八幡宮例大祭では郷土芸能5団体の奉納があった。
中でも遠野郷しし踊りは4団体、10以上存在する市内のしし踊り団体ですが、八幡宮へ奉納したしし踊りは、その地域の代表的なしし踊り団体であったことに今さらながら気づく自分がおります。
まずは、遠野郷しし踊りの元祖、「駒木しし踊り」、そして一方ではこちらも元祖であると伝承される小友町の「長野しし踊り」、八幡宮の役ししでもある。
さらに駒木系と伝えられるが上郷町に伝わる遠野郷ししの本家、「板沢しし踊り」、また附馬牛町のしし踊りでは独自の創始が語られる早池峰しし「張山しし踊り」の蒼々たる4団体である。
今回は勇壮で躍動感ある場面のみ厳選(笑)してご紹介いたします・・・汗
遠野郷八幡宮馬場にて
板沢しし踊り
張山しし踊り
長野しし踊り
そして、トリである・・・
元祖角助踊の駒木しし
さて、19日、20日と八幡宮祭典と分離した遠野まつりが市街地で開催される。
我地元駒木しし踊りは19日のみの参加となりますが、言わずと知れた遠野最大のお祭りである。
神様不在、イベントと化した内容であるは否めないが、地域の活性化、観光という分野では大きな効果が期待されるものと信じます。
また、郷土芸能の伝承継承と併せ、お祭りに関わる芸能等がなかった地域では、新たに地域一丸となって手踊りやお神輿で参加という地域での連携という輪が広がる契機となったお祭りでもあります。
昨今の社会生活の変化、経済状況等の厳しさ、色々と難題はありますが、参加する側も観る側も一体となって盛り上げること、これも必要だと思います。
何よりもお祭りは楽しくなければね・・・笑
これにて09遠野郷八幡宮例大祭のエントリーは終了いたします。
遠野祭りでは南部囃子、山口さんさ、各お神輿団体・・・等、是非に撮影したいと思います。
おまけ
9/17 晴天の福泉寺毘沙門堂
秋空のオリンパスブルー・・・。