経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

9月の楽しみ

2008年08月18日 | Weblog
9月から、佐伯市あまべ商工会で「経営革新塾」が始まる。
担当のTさんから、「ぜひ、宣伝にでもお使い下さい」と、
別紙のようなパンフと、掲載HPのアドレスが添えられた
Tさんのお心配りに、ますます9月が楽しみになった。

少し早いが、この町のことを調べ始めた。
佐伯市あまべ商工会は、この4月に、
佐伯市鶴見 佐伯市米水津、佐伯市蒲江 佐伯市上浦
の4商工会が合併されて、発足した新しい商工会である。

そのうち、佐伯市と合併以前の米水津村、
米水津商工会へは、24年前に一度お招き頂いたことがある。
当時の平松知事が、提唱した「一村一品運動」で、
この米水津村では、次の3つが指定された。
* サンクイーン * 丸干し・ 豊の活ぶり

その仕掛け人が、当時30歳そこそこの漁業組合長高橋さん?
彼は、ムラ起こしのリーダーとして全国に知られ、
米水津村を一躍有名にした。
米水津は「よのうず」と読む。
それまでは、この村を知るお客様も、読める人も、
県外では稀有だったろう。

ところで、「あまべ」とは、どこから?
なんでも気になる質なので、調べて見た。
合併前は、大分県海部郡といっていた。では、「海部」とは?

舞鶴市のHPに、「古代」海部」という一項がある。

~古代この地方は、漁や、塩つくりなど、
海にかかわって生活する人びとによって開かれていきました。
火(日)の神、「天火明(あめのほあかり)」を先祖神とする
この人びとを、「海部(あまべ)」といい・・・・~

こちらは日本海に面した若狭湾沿いのこと。

こちら佐伯市は、太平洋に面し、その向こう隣は、アメリカ。
また、大分・佐賀関一帯にも、海部が使われている。
どうやら海部とは、固有の地名ではなく、
海(の)辺のことを指す言葉のようだ。

1つの縁には、地という横糸と歴史という縦糸の広がりがあり、
興味が尽きない。その縁を織りなすのが「人」。
Tさんのご好意のお陰で、
しばし若狭への旅とメトロの旅を楽しむ。

Tさんのご好意に感謝したい。