経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

泣き笑い

2007年03月16日 | Weblog
自分のお店の売上が下がっているのは、たぶん、あなたのお店で何かあって、そのお客様が「こういうことあったよ。あそこはよくないよ」と言い回られておられるのかもしれません。
合理化、切り詰め、標準化、そうしたことに一生懸命しているうちに、お店がお金と物の交換場になってしまい、あなたの商人としての思いが、お店のスタッフにも、お客様に伝わらなくなっているのかもしれません。
そんなふうに理解することが、とても大切なことと、私は思っています。

お店にはいって、「ここへきたのは場違いだ」と思うことが、あると、お客様は想像以上に(自分に対して)腹が立つものですが、そうしたおもいを、お店に足を運んで言ってくださる人は、皆無だからです。

お迎えするスタッフの心がすさんでいては、お店はさびれてしまう。
  ですから、経営者が日々の売り上げにとらわれず、いかにしたらお客様に喜んでもらえるか、ということを理念とし、お客様に喜んでもらうことがスタッフの楽しみ、やりがい、楽しみになるようにされたらいかがでしょう。
お客様に感謝されることを目標、ノルマとして、実践してみることです。相手を喜ばしたときに、感じる自分の気持ちをつかむことこそ、まずやらねばならないことです。
 それをたいていは、売上ノルマを与え、「真心を込めて、お客様に接しなさい」と、マッチポンプやっている。その証拠に、彼らの顔、泣き笑いしているように見えますよ。