しめのゆきさんが新刊をだされました。ピアノようせいレミーの第二巻です。
音楽に造詣が深いしめのさんが書いたこのシリーズ、わたしは大好き。
かわいい装幀に目をひかれますが、音楽のことはちゃんと考えて大事なことを、子どもにもわかるように書かれています。
「～略～『この曲は こんな曲で、わたしはこうひきたい！』っていう気持ち。それをわかりやすくつたえてくれるのが、強弱かな」
この一節がとくに気にいりました。
児童書では、むずかしいこともわかりやすく伝えないとならないけど、まさにこれですよね。
今回も最後のページのコードから、音楽が聴けます。それを聴いてびっくり。バッハ作の『メヌエット ト長調』、わたしも子どものころ、弾きました。
１２歳頃までピアノをならっていたのです。なつかしいなー。
編集さんもピアノがきっと好きなんでしょうね。
さて、次の巻ではレミーはどんな子のところに行くでしょう。
あさがお市で買ったあさがおがたくさん咲きました。
今日から国立市ギャラリーいふがおで、押し花展が開催されます。１５日月曜日までです
駅から線路ぞいに立川方面に5分。
こじんまりしたすてきなギャラリーです。
去年はたくさんの方に、お知らせしてきてもらったのですが、今年はわたしがギャラリーにいる日がすくなく、押し花も小さいのをひとつしかだしてないので、お知らせはあまりしていません。
でも、先輩たちの作品がすばらしいので、ぜひ、こちらに用がある方は見に来てください。
またまた、濱野京子さん、新刊をだされました。
中高一貫校の１５歳、宙、紗奈、美森の三人の物語。それぞれの視点で三人の心象風景が語られていきます。
読みやすくて、すいすい読めるのですが、三人の書き分けがうまい。女性だけ三人の個性のちがいをだしていくって、けっこうむずかしいですよ。
この三人、それぞれ家庭の事情をかかえています。
お互いのことを知り合ったことで、彼女たち自身の中にさざなみがひろがり、変化していきます。
男性がにがてなこと、
自分は平凡で何の才能もないと思ってしまうこと、
母親を独占したい気持ち……
三人の気持ちは語りあうことでまざりあい、前向きな変化をうんでいきます。
女性の生きづらさについて語られる場面も多くでてきます。
幼いころ痴漢にあったこと、配偶者控除などで女子が働くにくく設定されていることなど、こういうこと、真っ正面から書いた児童文学って今までなかったなと思いました。
最後に、宙の家庭の事情がわかってきて、これにはびっくり！
いろんな家族があるべきだし、だからこそ、多様な見方が育つのかもしれません。
この三人が出会えて、ほんとうによかったなと思いました。
あと、表紙が、おしゃれですよね。こわきにかかえて持ち歩きたくなる装幀です。
とくにわたしは、ｉだけが赤い色なのが、すてきだと思いました。
さて、月曜日は11月におこなう岡山セミナーについてのオンライン会議をしました。もう、岡山セミナーまで１５０日をきったそうです。
岡山の人たち、さまざまな準備をしてくれています。みんな岡山、行こうね！ よろしく。
昨年、偕成社から出版された『5分で本を語れ チームでビブリオバトル！』が、ユーチューブで紹介してもらいました。
ラジオの録音です。昨年、藤木優子さんがとりあげてくださり、放送してものです。
ぜひ、聞いてみてください！！
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「今月のオススメ児童書」Navi:藤木優子
ナビゲーターの藤木優子さんが、
赤羽じゅんこ作『５分で本を語れ チームでビブリオバトル！』をご紹介。
11月放送分をYouTubeで公開されました。
・Sakura Radio
[児童書]赤羽じゅんこ作『５分で本を語れ チームでビブリオバトル！』
11月「今月のオススメ児童書」Navi:藤木優子
https://www.youtube.com/watch?v=wnsrU4a57IQ
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朝、早起きして国立市のあさがお市に行きました。
駅前かと思ったら、けっこう歩かないとなりませんでした。
一橋大学の向こう側まで。
義母にひとつ、家用にひとつ、あさがおを買ってきました。
こんななつかしいお店も。
朝早かったせいか、シニア層ばかり集まっていましたよ。ちょうどいい朝の散歩でした。
さて、今日は都知事選挙です。
不穏な動きが多かった選挙活動。なんだかなーって思うことが多いです。
とにかく一票、いれてこようと思います。
