赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

高円寺演芸まつりと原稿執筆カフェ

2024-02-18 11:31:31 | その他

昨夜は、高円寺演芸まつりで、座・高円寺まで落語を聞きにいった。

おしくら饅頭、4派でドカン! という、落語のいろんな派からひとりひとりきて、落語をするという企画。

去年は行かなかったのですが、ほぼ毎年いっています。

昨日の出演は、彦いち、談笑、萬橘、鯉八、というメンバー。

この落語会、落語家さんが会場入りした順に落語をするというめずらしいシステム。

最後だから、トリというわけではありません。ユニークなまくら(落語の前に話す雑談)が多くて、そして長くて、それが落語以上におもしろい印象でした。

 

その帰り、ユニークなお店を発見。「原稿執筆カフェ」というところ。

チラシを見ると、原稿が終わるまで帰れないんだって! そんなのあるんだ!

一時間ごとに、店員さんがどこまで書いたか、聞いてくれるとまである。

みんなすごい気迫で原稿を書いているらしいのです。

ネットでその記事も発見。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/180345

高円寺三角地帯、なんか、おそるべし……。勇気がなくて、ここには行けないな。


公明新聞 こども どくしょコーナー

2024-02-16 15:18:23 | その他

今日、二月十六日金曜日の公明新聞のこどもどくしょのコーナーで、おすすめの一冊として『ひと箱本屋とひみつの友だち』を紹介してもらえました。

ありがとうございます。

記事を書いてくれたのは、かわのむつみさん。

会報部や読書会でいっしょだった仲間です。選んでもらえてうれしいです。

最近、花粉がまいちっていて、目がかゆくて、気持ちもダウンしていたから。

ばちっと目がさめたような気持ちです。

今日はこれからオンラインの理事会です。


漫画『セクシー田中さん』

2024-02-14 15:15:52 | その他

ドラマ化の問題で、原作者の漫画家さんがなくなってしまいました。

これは、児童文学の片隅でひっそり作品を書いているわたしとしても、大変ショックなことでした。

わたしは、ドラマは最初の三話くらい、見ていました。それでやめてしまったのですが、それは原作がどうのこうのというのでなく、自分が忙しくなってしまったからです。だから、最終話がどういう方向にいったのかは知りません。

で、漫画を買って読み始めました。漫画は最終回までいっていません。

それが残念でしかたありません。

この件はSNSでだいぶ騒がれているようです。わたしはあえて、SNSは見ていませんが、そういうのに興味がある娘からあれこれ聞いています。

なんだかなーって思っています。

なくなられる前になにかもっと、できなかったのかなって。

今の出版界、とても忙しいです。編集者さんも、頭がさがるほど多くの仕事をしています。

テレビなんていったら、もっとなのでしょうか?。

もう少し、いろんなところに余裕があったらな、なんて外野ながらに思います。

とにかく、二度と、こういうことは起こってほしくないなーと強く思いました。

 

 


ピイポイントギャラリ-「岡田千晶展」

2024-02-12 07:34:58 | その他

先週の木曜日、青山のピイポイントギャラリーの岡田千晶展をみてきました

岡田さんのやさしい絵の世界、とてもすてきでした。わたしが行った日は、岡田さんがいない日でしたが。

絵本の原画は売ってませんでしたが、小さな額絵は売っていて、売り切れ。

押しも押されぬ人気イラストレーターです。

やさしくてあたたかいタッチに魅了され、一冊絵本をかってきました。

 

岡田千晶展に行く前、表参道を歩いてきたら、大きなかんばん

絵本「パンどろぼう」で大人気のあの人が書いた看板だということです。かわいいらしくて、目をひきますよね。

そして、246と表参道がまじわる交差点にある小さな書店にもいきました。

山陽堂書店です。

そこでも展覧会をしていました。「おやすみまくら」斉藤倫著 牧野千穂絵です。

撮影可のところをとってきました。

牧野千穂さんの絵、色がとてもきれい。原画だとさらにすてきでした。思わず絵はがきを買いました。

山陽堂書店では、文庫も一冊買ったのですが、そしたら和田誠さんの絵の特製ブックカバーをかけてもらいました。(10円ですがここだけのものです)

とくした気分になりました。

小さな小さな書店さんですが、どうか、どうか、ふんばって続いてほしいです。

みなさんも行ってみてくださいね。

ピイポイントギャラリーは、次の企画はイラストレーラー100人展だそうです。

 


森埜こみち 新刊『彼女たちのバックヤード』

2024-02-08 08:55:03 | その他

今、精力的にいい本をかいている森埜こみちさん。彼女とは俳句仲間でもあります。

個性的で心情と情景をとけこませるような、いい句をよまれます。

さて、新刊

学校で仲よしの詩織、千秋、璃子。でも、家庭状況やかかえる悩みはもちろん違います。

それまでそれをあえて話さずとも仲よくしていました。

でも、璃子の家の一件から、それぞれは今まで話さなかった悩みを共有しだして……。

三人三様という言葉がありますが、ほんとそうですよね。

境遇の違いがうまく伝わってきます。

これを読んでいると、わたしが育った昭和という時代は、あまりそういう違いを感じないで学生生活をおくっていたなと思います。

あの頃も、違いはあったはずなのにね。

どうしてたんだろう?とあらためて考えたりしました。

この三人が、その後もいい友だちでいてくれたらいいなー。女子の友情はもろいというけど。

それを願ってやみません。

中学女子の気持ちによりそった、読後感のいい作品です。