赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

村田エミコ 木版画展

2011-10-19 06:24:39 | 日記
昨日、用があって、恋ヶ窪のとなりの鷹の台という駅に行きました。ここは、玉川上水の散歩道があって、わたしの好きな駅。近くに津田塾大や武蔵野美術大学があり、そのせいか、駅前に小さなギャラリーがあります。
そんな鷹の台駅のギャラリーYで、村田エミコ木版画展をやっていました。


わたしは、村田さんの白黒のあたたかい、どこかなつかしい世界に前々から興味をもっていました。だから、とてもうれしくなりました。ギャラリーには、村田さんもいて、きさくに話してくれました。
な、なんといっしょにお仕事できたらいいね!なんて話まで。まあ、それには、編集者さんのきびしい~~選球眼を通り抜けなければいけないけれどね。
ほんとうに、そんなことになったら、どんなにステキでしょう。



村田エミコさんの世界、みなさんものぞいてみてください。


モーグルビート!

2011-10-17 10:21:16 | 日記
次々と作品を発表して活躍中の工藤純子さんが新作『モーグルビート』ポプラ社を送ってくれました。帯には、上村愛子選手推薦!と赤い文字がおどっています。

自由奔放なすべりをしていた一子は、モーグルでオリンピックとめざす美鈴と出会い、モーグルのおもしろさ、奥深さにひかれていきます。性格が正反対の一子と美鈴が、これからどう成長するか・・・、12月にでる二巻目に期待がもたれます。



モーグルとう競技が実にわかりやすく、物語にとけこんで書かれています。これは、実はむずかしい。調べると全部書きたくなって、説明調になったり、くどくなったりしがち。けど、テンポよく、ストーリーにそって書かれているので、モーグルを知らない人、スキーをしたことない人でも、おもしろく読めるようになっています。

わたしは、大学時代スキーによくいきました。へたの横好きでしたが、この作品を読んで、その時の爽快感がよみがえってきました。
冷たい風がほほをなでて気持ちよさ、急斜面をみてドキドキおじけずいたり、すべりきって、なんともいえない達成感を味わったり、おもいっきりころんで雪山を見上げたり。ああ、また、スキーに行きたくなりましたが、腰痛がこわいので、作品の中で楽しむことにします。

努力をおしまず、前向きに書き続ける工藤さんは、若手の急成長株。まだまだ、伸びしろがありそうで、これからの活躍が楽しみです。

読書会

2011-10-15 09:01:44 | 日記
冷たい雨が降っています。秋を深める雨ですね。

今日は、もと創作教室のメンバーの方たちと、読書会です。
ゲストに河合二湖さんが来てくださって、デビューまでのことや、これからのことを話してくれます。
講談社新人賞を授賞後デビューされた河合さんですが、短い間ですが、児文協の創作教室に来てくださっていました。だから、先輩の話を聞こうというわけです。
まあ、創作教室はきっかけに過ぎません。そこから活躍されるのは、ほんのひとにぎり。だから、あこがれの先輩になります。



さて、どんな読書会になるのでしょうか。メンバーが苦心して、会の準備をすすめてくれました。楽しくて、また、有意義な会になるといいなっと思っています。

ともだち まねきねこ

2011-10-13 06:51:37 | 日記
京都旅行にもいった、なかよりの松本聰美さんが新刊『ともだち まねきねこ』国土社をだされました! タイトルどおり、まねきねこが友だちをまねいてくれます。けど、お願いしたのとは、ちょっとちがうようです。そこが、おもしろい。


松本さんは、「やまとなでしこ」というのがぴったりの方で、見かけはおだやか。けど、なかなかのスーパーウーマン。てづくりが大好きで、料理もかなりのうでまえ。
その松本さんの大好きなお料理が、今回のお話しのポイントになっています。

おはなしの内容から、どうやら続刊が続きそうな予感。まねきねこの世界が、どんどんひろがっていくといいと期待しています。

おはなしエンジェル選考会

2011-10-11 07:51:47 | 日記
今日は、子ども創作コンクールおはなしエンジェルの選考会です。
今年もたくさんの読み応えある作品が集まっています。子どもの発想は、奇抜で楽しくて、いつも驚かされ、教えてられます。
さて、どんな結果になるのでしょうか?
個性豊かな選考委員さんたちのコメントも、楽しみです。


金木犀が、あちこちでほのかに香って、いい季節です。