JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

KH1/KH7Zの160m

2018-06-29 09:41:12 | FT-5000
 赤道直下の厳しい暑さの中で運用が快調に進んでいるようです。
 FT8のDXpedition modeの運用もほとんどトラブルなしで進んでいるように見えます。

 今回のペディの目標はこのDXpedition modeの交信もそのひとつでしたが、
意外とあっさり出来てしまいました。ソフトの完成度に拍手です。

 さてもうひとつの目標は160m、80mの初めての交信でしたが、80mの運用は未だのようです。
 160mは初日から運用が始まったようで、受信アンテナを別に持ち込んでいるとか。
 昨夜もこちらでは空電がものすごく、バリッ、バリッと絶え間なく鳴っています。
 問題はこの空電の中で、いかに信号を読み取るかです。送信のほうは相手の受信に
任せるしかありませんが、過去の太平洋の島々との交信で距離的には問題はなさそうです。

 愛用のFT-5000の調整をあれこれして空電対策を試みました。
 いつも弱い信号のときに使っている方法 Contureを使うのは空電には全く効果がありません。

 最終的な設定を後のために記しておきます。
 APF:+90, RF GAIN:11時、 AF GAIN:最大、IPO2, ATT-6dB, AGC: OFF,
USB CW: NAR, WIDTH: 200Hz RF FLT: 300Hz
 この状態でメインダイヤルの位置は1822.42でした。
 アンテナは送受兼用の1/4λのスローパーしかありません。

全くアナログ的設定ですが、これだと空電のバリッ、バリッもあまり気になりません。
 信号は非常にか細く聞こえます。
 
 昨夜10時過ぎからJAに応答して居る信号がかすれかすれ聞こえておりました。
 2度ほどコールした時こちらに返ってきたように思えて599を送信してみましたが、
いまいち確信がありません。
 もうサッカーのポーランド戦も始まっているのも我慢して、KH1/KH7Zの信号があがって
来るのを待ちました。
 2314JSTにしっかりこちらのコールを送信してくれたのを確認でき、ちょっと長めの
返答をしてTUを送ったら、ピッタリのタイミングでTUが返ってきましたからOKでしょう。 

 FT-5000はここまでいろいろ設定しないと聞こえないのか、それともここまで
調整するところがある事に満足すべきなんでしょうか。
 結果として160mにとって厳しい今の季節に目的の信号を受信できたのはFT-5000の
おかげでしょう。
 そのときのNap3のキャプチャー画面です。お空の電位が高くWaterfallは真っ赤な
状態です。UPでコールする局は少ない。目的の信号も弱く、全く山になりません。
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