JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

イチロー2012

2012-12-30 17:17:43 | 日記
早朝雨が降る中、恒例になっている佐賀関の兄の家に
餅つきにかけました。
 餅つきと言っても、杵でつくほど元気はなく、モー
ターを回して捏ね上げるものです。
 玄関にしめ縄を飾り、お正月がいつ来てもいいよう
に準備ができました。
 
 昨夜NHKTVでイチロー2012を見ました。
 毎年イチローと特約しているのか、この年末に特集
されるようです。
 今年は11年慣れ親しんだシアトルマリナーズを退団
しNYヤンキースに移籍するという大きな変化の年だった
し、マリナーズにいた前半もいつもの打撃に冴えがなく
打率も落ちていた時期、なぜヤンキースに移籍したかを
取材した内容は面白く、興味を持ってみました。
 マリナーズでのイチローが次第に若い選手との間で、
違和感を感じだしている様子がよくわかりました。
 引退した松井のように4番を打つ強打者とは一味違っ
たイチローのマリナーズでの立ち位置は結構微妙だった
のですね。フォーザチームなのか、フォー記録なのかと
言われかねない微妙な雰囲気をやはり感じ、エラーをし
て負け続けるすっかり若返ったチームにどうしようもな
い気持ちになっていったのはよくわかります。

 ヤンキース移籍後の初めての試合が、通いなれたシア
トルのセーフィコ球場だったのも、めぐりあわせか。打
席に向かうイチローに球場中が拍手を送るというファン
の暖かい声援は思わず涙が出そうになりました。
 
 しかし39歳の体力を維持する日頃、NYのアパートの
一室に持ち込まれたずらりと並んだ特注の運動器具でス
トレッチに励むイチローを見ると、試合だけではわから
い日頃の努力を知りました。

 ヤンキースに移籍後も自分の理想とする打撃を目指し、
打ちやすい球を待たず、打撃成績が上がらなくてもわざ
わざ難し球に手を出し続け、それがヤンキースが地区優
勝を競う時期に開花して、9月には打率が3割8分を超
え、地区優勝に貢献するのはさすがです。
 
 めでたくさらに2年の契約が整ったそうで、また来年
ピンストライプにヤンキースのユニホーム姿のイチロー
が活躍してくれるのが楽しみです。

 
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