１４．１９５の今昔

　せっかくの週末は雨模様になりました。
　SSNも少し上向いてきたようですが、目立ったペディ
もありませんので、各バンドとも静かですね。
　今朝がたの160mはRU TESTでいろんなEU局が聞こえて
おりましたが、ぜひとも欲しいというところはなく、
ただワッチしているだけで終わりました。

　表題に１４．１９５の今昔と書きましたが、以前は
１４．１９５はDXが出るから空けておくというのが、
暗黙の了解だったと思います。どうもインターネット
が普及しだしてこのDX専用の周波数がその役目を終え
たように思います。

　2000年ごろから４３０で瀬戸内海のパケット網ができ
DXクラスターが次第に一般的になってきました。
　その前は１４MhzのパケットでJR1MAFのDX情報でこち
らではDXがどこに出ているかを知りました。
　それ以前はまだパケットで情報をやり取りする手段も
なく、もっぱら良好な友人関係の下に電話によりどこに
珍しい局が出ているよという情報を得るしかありません
でした。
　そんな時代にペディ局はまず１４．１９５に出てきて
２００UPでコールするというのが、一般的なDXingでした。
　ですから１４．１９５でCQなど出そうものなら、すぐ
ポリスが出てきて叱られたものです。
　
　最近は14.195を聞いていても、別にペディ局でない局が
平気で運用しております。
　主なペディ局はあらかじめDX情報誌などで運用周波数を
公表するのが当たり前になってきたことも、195の必要性
が少なくなった原因でしょう。
　いまでも以前の習慣か195は特別な周波数という感覚か
ら抜け出せないようです。