完全にお仕事の反動ですが、先週に引き続き日差しあったかな土曜日だったので池袋の升新商店さんまで伺い気になっていた一本を購入して、色々食材を買い込んで来ました。
なので日記と別に今日は「D菜」をご紹介したいと思います。
最近は手間をかけられないので頻度が減ってますが、昨年末からお気に入りというか主食になりつつあったメニューでして、美味しいです。お酒のつまみになります。ヘルシーです(色々な野菜をたくさん食べられる)。コストパフォーマンスはあまり良くないと思います。ちとメンドイです。
メニューといっても要は好きな野菜(肉・海鮮その他も可)をだいたい同じ大きさに切って混ぜ、好みのドレッシングで食べるってだけのことです。
はじめはワイングラスに入れて「カクテルサラダ」と言ってましたが別物だったので、「ミックスベジタブル」を豪華にしたバージョン、ということで「デラックスミックスベジタブル」。略して「D菜(でぃーさい)」と呼んでます。
ちなみにこれ、実は
ヤマサさんの「つゆドレ」を使った時に、「このドレッシングって自分の好みで作れるんじゃね?」と思ったのが始まりでした。ドレッシングは気分で変えられるし、何でも少しずつ入れられるので冷蔵庫の中身やスーパーで安かったものを突っ込めるし、バリエーションが豊かで楽しいんですよね。
では、本日のラインナップをご紹介しながら、バリエーションをお話します。
まず「根菜枠」。
(ごぼう101g:65.65kcal
(にんじん99g:36.63kcal
(かぼちゃ78g:70.98kcal
(大根200g:36.00kcal
(たまねぎ136g:50.32kcal
たまねぎは根菜じゃないですけど、こいつらは同じ鍋(私は深めのフライパン)でまとめて茹でる野菜類です。上から順番に時間差で鍋へ投入していきます。
なんだかんだで、この固い野菜を小さくトンコロ切るのがこの「D菜」の一番の手間だったりします。
ここには、ジャガイモ・蓮根・筍あたりが入ってきます。サツマイモも甘めの変化球で面白かったですね。インゲンとかアスパラ、ブッコロリーなんかもこの鍋に入れちゃってました。
続いて「葉っぱ枠」。
(小松菜214g:29.96kcal
葉っぱは美味しいんですが日持ちしないので、だいたいスーパーで一種類買ってきて一束を使いきってます。これをオヒタシにするのがポイントかなと思います。沸騰しているお湯に手早く(水菜とかなら10秒、小松菜とかなら30秒)くぐらせて、火を止めたらすぐザルにとって冷水で一気に冷やし、水切りはぎゅーーっとよく絞ってやります。このため、上の根菜類とは別に一種類だけで茹でてます。
水切りが甘いとドレッシングを薄めちゃうんですよね。あと、固く絞ったオヒタシってそもそも美味しいので。ほうれん草とか、何もつけずにそのまま食べちゃう事もあります。
ここには、チンゲンサイやニラ、菜の花、春菊と癖のあるものもOK、キャベツやレタスもオヒタシにして結構使ってます。白菜もイケますね。白く固い所は根菜類と一緒に茹でたりもしました。
お次は「キノコ枠」。
(ぶなしめじ92g:16.56kcal
(まいたけ156g:24.96kcal
キノコは、魚焼きグリルにアルミホイル敷いて焼いてます。茹でても良いかも知れませんが、コレは私が「グリルで素焼きしたキノコ」が大好きだからですね。奴らも、何もつけなくてもモリモリ食べられるくらい味が出るんですよね。
えのき・えりんぎ・しいたけ・マッシュルームは当然として、ここには焼き物が入ります。ブロック状のベーコンなんかもいいですし、生エビを焼いて入れた事もあります。
変わり種では「コンニャク」でしょうか。茹でだと結構生臭みがあるんですが、小さく切ってしっかり焼いて水分を飛ばしてやると食感が面白いんですよね。
そして生野菜枠。
(オクラ60g:18.00kcal
(ピーマン23g:5.06kcal
(ミニトマト55g:15.95kcal
(スイートコーン58g:42.92kcal
これは簡単、切って投入するだけ。ちなみにオクラやピーマンは生じゃちょっと・・・という方は適宜火を通せばよいかと思います。私は生食の方が好みかな。
あと、ミニトマトは絶対ダメというそこの貴方は、別な赤いものを入れると良いと思います。「D菜」には好きな物を好きなだけ入れればいいのですが、彩りが豊かな方が気分が良かったりしますんで。
きゅうりなどの生野菜の他にも、私は自家製のおしんこや、高野豆腐(戻してきつく絞ってから小さく切ったもの)をここで入れたりします。
最後におたのしみ枠。
(枝豆茹で可食23g:30.82kcal
(クルミ11g:81.18kcal
(カシューナッツ10g:61.40kcal
(かにかま3本:18.00kcal
ここには、ちょっとカロリー高いけど食感や味のアクセントが強いものが入ります。なんで別にしてあるかと言いますと、はじめは投入しないで、酔って調子が出てきた!ここぞ!という時に入れる用に分けてあるんですね。
あと、かにかまは他の野菜と一緒くたに混ぜてしまうと分解しちゃうので、そういう衝撃に弱いものなんかをここに入れることもあります。
この枠はまさにフリーダムで、ちーかま・ローストビーフ・タコ・スモークサーモン・お刺身・お惣菜・パルミジャーノレッジャーノ、ホント自分のおたのしみをスタンバイしてます。
さて、ドレッシングです。
既成品にこだわらなくても以下の要素を踏まえれば美味しく自作できる事が判って来ました。
「出汁」+「塩」+「油」+「酢」+「ケレン味」です。
(ほんだし小さじ2:13.80kcal
(かどやの純正ごま油小さじ0.5:21.00kcal
(けいさんから頂いたゆず果汁小さじ2:6.30kcal
(柚子胡椒2g:0.86kcal
今日は「出汁&塩」=ほんだし、「油」=ごま油、「酢」=ゆず果汁、「ケレン味」=柚子胡椒。です。
「ケレン味」ってのは香りとか辛味とか、市販のドレッシングが隠し味に使ってそうな「おやっ」と思えるインパクトが入ります。スタンダードな所ではニンニク・ワサビ・ショウガ・カラシ。たらこや胡麻、大葉や刻みネギなんかを入れることもありました。
「出汁&塩」の所にほんだしorコンソメor丸鶏がらスープ(ほコ丸)のいずれかを使って、「油」にごま油・オリーブオイル・ネギ油・ラー油、「酢」にはかぼす果汁・レモン汁・D菜のために奮発して買ったバルサミコ酢・普通に穀物酢。これらを組み合わせてやりますが・・・
例えば味噌を使うと「出汁&塩&ケレン味」までカバーとか。クリームチーズで「油&ケレン味」はOKかなとか、カレールウを細かく刻んで「出汁・塩・油・ケレン味」はこれで良いから後バルサミコって終了(カレールウ+バルサミコ酢、結構アイマス)とか。
逆に先述のたらこは塩も結構キツイから、ほんだしは小さじ1にしておこうとか。自分のさじ加減でいかようにもアレンジできます。
そして最後に応用編といいますか、私が今思っている「D菜」の一番美味しい食べ方、ドレッシングジュレです。
(ゼラチン一袋5g:18.00kcal
(水300ml
先ほどのドレッシングですが、「つゆドレ」も同様、具材の量が多いとあまり味が行き渡らないんですね。
実際、私も一部分抜き出してマヨネーズをかけたりとか、納豆と混ぜてみたりとか、りゅうきゅうで卵黄を使った時に余った卵白を絡めたりとか、色々やりましたが・・・
結論としては、「ドレッシングをゼラチンで固める」というのが現状では一番洗練された美味しさになってます。
あと、番外で「ゼラチナすマター」と呼んでいる調理法もあります。底の浅い小さなタッパーを用意し(みくにゃんはサイズ比較用です。今回魚類は入ってません)
こんな風に中身を詰め
タッパーの中にジュレの素を満たしてフタをし、冷蔵庫で1~2時間程度待ちます。
周りを箸かなにかでぐるっと切り離し、皿の上にひっくり返して上からトントン叩くと出てきます。こんな感じ。
かなり味が濃くなるのでコレはそのまま食べてますが、マヨネーズや鰹節かけても見た目に気分いいですね。
以上で「D菜」特集は終了ですが、私としてはまだまだ研究中のレシピです。ドレッシングに梅肉使ってもイイねとか。
私が晩酌する余裕のある限りオツマミにはこだわって行きますので、また何か紹介できたらなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします~m(__)m