waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

無策で削減は理解できない

2009-12-31 14:57:24 | 特別公開・管理人セレクション
平成21年12月作成
未採用 新聞投稿原文その2



先日、来年3月13日のJRダイヤ改正について発表がありました。
ある程度のことは予想していましたが、道路事情の影響を受け、また、内房線は本数削減です。
さざなみ1と10号が全区間、2と23号が君津から館山まで、いずれも廃止。また、8号については、館山から君津まで各駅停車扱いに。接近する上り各駅停車が廃止になる可能性があります。
さざなみ1号は、若潮マラソンの参加者送迎には必要不可欠であり、再来年の参加者に影響がでるでしょう。
新宿さざなみ号が1往復増発しますが土休日運転、君津発着の総武快速が1往復増発しますが、館山方面からの各駅停車の接続の有無がまだわかりません。

3年前の館山運転区廃止反対の地域集会以降、鉄道会社、地元自治体は何をしてきたのでしょうか。ほとんど無策です。
道路がよくなり、通行料金が安くなれば、悪影響はわかっていること。
最近は、高速バスの遅延の続発を受け、東京から鴨川までの高速バス利用者が2割削減。私はこの機会をみて、鉄道が移動手段としての役割が十分に残されていると思う。
利用してもらうためには、運転本数が限られても、利便性のあるダイヤであれば減少に歯止めがかかる。5年前より、君津での快速接続が半数近く、乗り換えができない状態を解消するだけでも大きい。
加えて、経営が厳しい東京湾フェリーと連携した、割引きっぷまたは、SuicaPASMO利用者に何か特典をつけるとか、利用してもらうために策が必要に思う。

私はいずれ、マイカー来客がさらに増大することになれば、マイカー乗り入れ規制をやらなくてはならないと思う。パークアンドライド整備とその利用者に交通機関の運賃料金を割り引くことも策として必要に思う。

とにかく、削減切り捨て一方でなく、厳しい中でもわずかな可能性は模索すべきである。地域の鉄道として残したいのであれば。
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