waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

昨日の千倉の報告その2

2008-07-06 07:43:20 | 福祉分野・社協・社会福祉士会
写真は昨日の講演会会場の千倉保健センターから撮影した風景です。

さて。昨日の講演会の報告を簡単に。
講師は川崎医療福祉大学の佐々木正美先生。
話の前半は発達障害の方の入り口的な話。後半はその具体事例という流れとご理解ください。私はそう簡単にはまとめたくはありませんが。
佐々木先生は、失礼になりますが、私は存じていません。どのような、お立場、活躍を理解をしていません。しかし、お話を聞くと、静かな語りの中に重さを感じ、その重さが訴えになっていました。
発達障害は遅れでなく異なるという点。
話が少し脱線した中で。
学校の学歴社会の典型の偏差値は、人の人格をつぶす。その通りです。
岡山での人を駅のホームから突き落とした被疑者は鑑定の結果、発達障害と報じられたことに、無念さを。無念というのはこの事件を起こす前になぜ、手を差しのべなかったのかということです。
秋葉原の事件についても、被疑者のいままでの生活が人格を結果、傷つけたことで引き起こしたのではないか。
脱線した話の中に、なぜ、起こす前に誰もという想いを口にされました。
これは障害のある方の話をする上で無関係ではありません。
実は、私の中で、5月にありました千葉県社会福祉士会総会のあとの講演であった触法障害者の方の話とダブりました。
犯罪の被害を受けるまたは逆に加害者になる。そういう場面になったとき、どうすべきか。
後半の部分が最後まで聞けなかったのが残念でしたが。個性を伸ばす。これが当人たちが生活しやすい環境づくりが求められる。環境とは当人達のまわりのことです。
他にも話をされたことはありますが、とにかく、お話の一言一言に重みを感じます。
貴重な時間でした。
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