2017年8月30日
房日新聞社・読者コーナー
通算89本目・今年8本目の投稿掲載
それでは原文を公開します。
ちなみに千倉の2箇所の現場に行きましたが、なんとか、既存の利活用ができないものか。
本年6月議会の結果などが掲載の南房総市議会だよりで大変、気になる箇所がありました。
千倉にあります多目的運動場に、新たに体育館を建設する構想29億円について、議員質問があった部分です。
私が記憶している限り、合併前に策定した新市建設計画になかったと思います。
この29億円という数字は、4年後、南房総市が国からの地方交付税が減額される年間の数字に匹敵します。
合併特例債を活用したいという市側の考えは、わからないわけではありませんが、ゴミ処理や屎尿施設建設問題がストップしている中、果たして、優先順位が高いのでしょうか。
さらに、先日の読者コーナーでありました、千倉にある閉校した小学校跡地にあらたな温水プールと保健センターを複合した建物の建設ことが書かれていました。
筆者の方が指摘の通り、閉校した学校建物跡地を活用するのであれば、市立図書館と合併以来、全く取り組んでいない郷土民俗資料館を組み合わせた建物で、私もあるべきと考えます。
鴨川市では市民会館に代わる多目的施設の建設が見送りに。これは亀田市長が鴨川市の財政状況や今後の施策の優先順位を踏まえ、判断をされたようです。
私は、亀田市長の判断は同じ平成の大合併の自治体としては大変、賢明であると思います。
南房総市では7年前から市内の公共施設の再編が進められ、地域によっては住民の感情につながる場面がある中、将来の南房総市のために住民は協力をしてきています。
そのことを踏まえても、千倉に新しい体育館やあらたなハコ物の建設というのは、大変理解に苦しみます。
私が懸念をするのは、合併前後に建設した道の駅の建物や、一部自治体負担管理になっている市内5つのJR駅の合築駅舎を、今後の維持管理をどうしていくのか。
建設時の初期投資で補助や過疎債などでまかなったものの、それ以降は地元で維持管理を負担しなければなりません。そういう予算はどうやりくりをされるのでしょうか。
かつて、合併前の協議会で、駆け込み事業と大変厳しい声を受けた経緯があります。
今回の千倉の体育館などの建設が、合併特例債による駆け込み事業という批判を受ける前に、必要性を南房総市は私たちに説明をしていただきたいです。
房日新聞社・読者コーナー
通算89本目・今年8本目の投稿掲載
それでは原文を公開します。
ちなみに千倉の2箇所の現場に行きましたが、なんとか、既存の利活用ができないものか。
本年6月議会の結果などが掲載の南房総市議会だよりで大変、気になる箇所がありました。
千倉にあります多目的運動場に、新たに体育館を建設する構想29億円について、議員質問があった部分です。
私が記憶している限り、合併前に策定した新市建設計画になかったと思います。
この29億円という数字は、4年後、南房総市が国からの地方交付税が減額される年間の数字に匹敵します。
合併特例債を活用したいという市側の考えは、わからないわけではありませんが、ゴミ処理や屎尿施設建設問題がストップしている中、果たして、優先順位が高いのでしょうか。
さらに、先日の読者コーナーでありました、千倉にある閉校した小学校跡地にあらたな温水プールと保健センターを複合した建物の建設ことが書かれていました。
筆者の方が指摘の通り、閉校した学校建物跡地を活用するのであれば、市立図書館と合併以来、全く取り組んでいない郷土民俗資料館を組み合わせた建物で、私もあるべきと考えます。
鴨川市では市民会館に代わる多目的施設の建設が見送りに。これは亀田市長が鴨川市の財政状況や今後の施策の優先順位を踏まえ、判断をされたようです。
私は、亀田市長の判断は同じ平成の大合併の自治体としては大変、賢明であると思います。
南房総市では7年前から市内の公共施設の再編が進められ、地域によっては住民の感情につながる場面がある中、将来の南房総市のために住民は協力をしてきています。
そのことを踏まえても、千倉に新しい体育館やあらたなハコ物の建設というのは、大変理解に苦しみます。
私が懸念をするのは、合併前後に建設した道の駅の建物や、一部自治体負担管理になっている市内5つのJR駅の合築駅舎を、今後の維持管理をどうしていくのか。
建設時の初期投資で補助や過疎債などでまかなったものの、それ以降は地元で維持管理を負担しなければなりません。そういう予算はどうやりくりをされるのでしょうか。
かつて、合併前の協議会で、駆け込み事業と大変厳しい声を受けた経緯があります。
今回の千倉の体育館などの建設が、合併特例債による駆け込み事業という批判を受ける前に、必要性を南房総市は私たちに説明をしていただきたいです。