館山市の赤ちゃんの駅の続き

先日、一部のサイトで取り上げた、千葉県館山市の赤ちゃんの駅について。


匿名を条件に、館山市が登録のお願いをする、該当の業界の方より、個人的な見解として、お話を伺いました。


館山市が今回取り組む赤ちゃんの駅について。
不特定箇所に、おむつ交換や授乳できるスペースを無料で利用できることが目的のようですが。
私が関わる業界では、全国展開のチェーンのお店で、生活に密着している箇所ではありますが、基本的に、買い物を目的とした設計でお店を開設しており、いわゆる、化粧室を拡充したところまでは設置が困難と思われる。
かりに館山市より要請がありましても、現状設置は厳しいと、お答をせざるを得ないです。


この業界について、詳細までを明らかにすることは、先方とのお約束でできませんが、ある程度の想像はされていると思います。


館山市がやろうとしている取り組みには、私も、匿名でお話をいただいた方も異論はありません。
しかし、不特定の人たちが集まるほとんどに、赤ちゃんの駅の設置をお願いすることは、限度があると思います。

私は、バリアフリー新法の中で、この種の整備をしていくべきと思います。
館山市には数多くの多目的トイレがあります。しかし、手入れ管理が行き届かず、たまり場あるいは、荒廃までといかなくても、放置された箇所があります。
私は新たに赤ちゃんの駅設置でなく、館山市内全域の多目的トイレを、赤ちゃんの駅を兼ねた箇所に整備をしていくべきと思います。

最後は衛生管理の問題、プライバシーの問題がクリアされないと、要請をしても、登録設置目標の50箇所は難しいと思います。