しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

[いとおかし]のこと

2013年03月25日 13時53分49秒 | 糸島関係

サイエンスキャラバンの後、前原でお茶が飲みたくなって歩いていたら偶然・・・・

3/24は前原の軽トラ市の日でした。毎月第四日曜に開催される軽トラ市の日に前原のイリスロードにみんなの家の「みちくさ」というスペースで九大生が「いとおかし」という世界各国のスイーツを食べさせる店を開いています。

「いとおかしは」糸島市が大学生を対象にまちおこしのアイデアを公募して、昨年グランプリを取った九大の二重丸というグループのプロジェクトです。九大に来ている留学生たちに自国のスイーツを作ってもらって、それを食べてもらったり、文化を紹介することで、糸島や街の人に国際的な文化交流をする場を作ろうという目的で活動されています。

今日のお菓子はエジプトのお菓子で、それを作ったのはアレクサンドリア市出身のモハメッド・モハセン・アブデル・アジス・ゾマラ君です。長い名前でしょう。

モハメッドが名前でモハセンがミドルネームでアブデルがお父さんの名前、アジスがおじいさんの名前、ゾマラがファミリーネーム、つまり苗字、になります。これがエジプト式かと名前の形にも文化を感じます。

モハメド君は日本生まれで8歳まで日本で育ったそうです。それからお父さんの仕事の関係でアレクサンドリアに戻り、大きくなってまた日本の大学で勉強したくて九大に来られたそうです。現在工学部の航空機械科(?)の学生で航空機やロケットを作ることが夢で、エジプトにはそういうことを学べる所がないので、知り合いもいる日本にやってきたそうです。先週13年前に教えてもらった日本人の小学校の先生と再会できたそうで、日本が好きだそうです。

アレクサンドリアは1年に1回すごい砂嵐が来ること、イスラム教の人が95%くらいすんでいること、イスラム圏だけどアレクサンドリアは意外と自由で、女性もベールをしていなかったり、肌が露出する服(日本だと普通なんだけど)を着ていたり、地中海にはビキニの人も多いこと、サハラ砂漠にはイギリス軍が設置した地雷が今でも残っていて、ときどき、人を傷つけるので砂漠には安易に入っていけないこと、流砂のこと、も聞けました。日本の女性の方がエジプトの女性より強く見えるそうです。

ほんの15分くらいの会話でこれくらいの話が聴けました。

モハメド君は明るくていい感じの学生さんでした。とても楽しかったです。アラビア語で自分の苗字を書いてもらいました。記念に取っておこうと思います。

モハメッド君、いとおかしさんありがとう。


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