しまちゃんの愛し糸島ブログ

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映画の話

2012年09月27日 02時33分00秒 | ムービー

最近、なんか中国や韓国との領土問題などの国家エゴの衝突や日本の政党内の党首選挙の国民との温度差を観ての虚無感、オスプレイの配備反対と海上保安庁の中国船へのゆるい対応を見ていての国防に対する日本国民の認識の甘さに対する不快感や、中国共産党と中国の軍隊がエネルギーが貯まり過ぎて戦争したがっているのでは感じたり、自民党の中には自衛隊を軍隊にして、中国の圧力を理由に実質上持っているプルとニュームとロケットで原爆ミサイルを持とうと世論を誘導したい勢力がいるのではと、かってに勘ぐっています。

といういろいろなもやもやでなんかブログが書けず、夕日ばかりアップしていました。カメラが壊れたままなので、古い携帯で撮った写真を使っていてなんかなんかすっきりしません。

そんな中でDVDで観た映画の話をメモ代わりに残しておきます。先週から今週にかけて、『ヒューゴの不思議な発明』『ジョン・カーター』『バトルシップ』の3本をレンタルしました。

『ヒューゴの不思議な発明』はマーティン・スコセッシ監督が映画の草創期に500本ほどの映画を作ったジョルジュ・メリエスのことをある少年を主人公に物語った映画だった。

昔の初期の「映画」は見世物のひとつのジャンルとして作られたが、メリエスがそれに物語をつけて表現する方法を展開した。自分でスタジオをつくり、トリックをからめて、想像力を駆使して観客の心をつかんでいった様子がよく分かった。SFという言葉さえなかった頃、すでに宇宙に飛び出した世界が表現されていました。メリエスたちがどんなに観客を驚かせ、楽しませ、感動させようと情熱を持って努力したかを伝えようとしたかをスコセッシ監督は伝えたかったのだと思いました。

 

次に観た『ジョン・カーター』のDVDの特典映像に「原作から映画へ」というのがあって、原作はエドガー・ライス・バローズが100年前に書いた小説を基にして書かれた『火星のプリンセス』というファンタジー小説だそうです。この小説は多くのクリエイターに影響を与え、当時の天文学で、火星に生物がいるかもしれないという学説によって、火星人が地球を攻めてくるような小説が生まれている。

バローズはターザンの原作者でもあり、ターザンの映画化で富を得ている。独特の世界観を『火星のプリンセス』は持っていて、今まで映画化の話があったが、表現する技術が生まれる最近まで映画化できなかったようだ。『ジョンカーター』を観ると、ルーカスの『スターウォーズ』シリーズができなければこの映画は出来なかっただろうと思われますし、逆にバローズのファンタジー小説がなかったら、ルーカスのスターウォーズは生まれなかったと思われます。

 

以下の写真は「原作から映画へ」にでてきた、おそらく映画のイメージを固めるためのストーリーボードだと思いますが、実写にCGを加えても、合成に違和感のないリアルなタッチを感じました。

 

最後に『バトルシップ』はほとんどCGの宇宙人対地球人の原作を今作るとこういう表現になります、というような映画でした。

 

今回何を言いたかったのかというと、昔から人が人を楽しませようと想い、映画というものが生まれ、映画によってさらに人の想像力が発達して、新たな物語が生まれてきています。さらにその物語を表現するために、新しい映画表現の技術を生み出して、人が持つ想像力と創造力が不可能を可能にして、視覚的な映像表現で、人が持つイメージは何でも表現できる時代に突入したということです。そういうことを理解して映画を創る時代であること、そしてその中で、人間の本質や真実をどう描くかという、ストーリー(脚本)作りが最も重要であり、そのために、どんな未来を望むのか、どういう哲学(考え方やビジョン)ややり方でそういう世界を作り出すかをプレゼンをするような建設的な映画を作る時代が来ているということが言いたかったのです。

つまり、社会を破壊したり、戦争をしたり、復習をしたり、争ったり、戦う映画ではなく、どうやったら仲良くなれるか、助け合えるか、幸せになれるかを具体的に提案する映画を作る時代が来ているということが言いたかったのです。

第1作目がテレビで放映されて40周年を迎えた番組で「スタートレック_宇宙大作戦」というシリーズがあります。映画化も何本もされています。スタートレックの時代の地球では、地球上で飢えた人はおらず、無料で食べたいものが食べられます。国どうしの紛争は無く、人種による差別もありません。来年スタートレックの新しい映画が上映されるとのこと。

どうやったら、戦わないで、平和な世界が創れるかを示唆するような映画が創れる人を育てましょう。、


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